インターステラーを見た
インターステラーを見ていたら、もうこんな時間!
アン・ハサウェイって、お姫様から宇宙飛行する博士まで、幅広いわぁ。
砂煙に巻かれて植物が失われていく近未来…
人類の存亡をかけて生存可能な星を探しにいく研究者たち。
まったく、ハリウッドは相変わらず暗い世界観で、物語を紡ぐのね。
人間はまだ地球のこともよく知らないのに、宇宙ばかり見上げている。
不思議はこの星にこそあるのにね。
宇宙には無彩色無生物の星ばかりなのに…
この星には多種多様な生物がひしめき、無限の色彩に彩られている。
それは宇宙の奇跡なのでは?
他の生物と共存し、彼らを賞賛するために人間はいるのだと、最近、思う。
彼ら固有の美しさや恐ろしさや有用性を認めるのが、人間の使命だと。
人間に認められて初めて、彼らは存在意義を持つのだと。
人間がそれを怠った時、他の生物は人間に供与していた有用性を毒性に変えるかもしれない。
生きていることを儚んで、消えてしまうかもしれない。
そんなことにならないように、人間は常に生きとし生けるものに感謝し、目に見えぬものを畏れなければならない。
インターステラーの雲まで凍る酷寒の星や、何千メートルの波が起こる海を持つ星を見ながら、そんなことを思った。
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