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2016.07.03

バングラデシュで

バングラデシュのテロ…

犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。


日本人の犠牲者7名は、制圧部隊突入前に殺されていたとバングラデシュ当局者が日本政府に伝えたという。

それを聞いて、文春が青山繁晴さんを中傷するために使ったペルーの日本大使公邸人質事件を思い出した。

あの時、日本人は無事だったけど…

青山繁晴さんによれば、当時のフジモリ大統領は人質の生死など眼中になく、とにかくテロリストを殲滅することを目標として、突入したのだとか。


フジモリ元大統領は日本政府の人命重視の主張を呑んだふりをして、五ヶ月以上の時間を稼ぎ、大使館の地下にトンネルを掘らせていた。

地下から突入すれば二階に集められていた人質たちの生命がないのは自明の理。

人質たちが助かったのは、見張り役の少年が彼らに親近感を抱き、すぐに銃を撃てなかったという幸運でしかなかった。


そんなこう着状態の五ヶ月間、青山さんはペルーの白人支配層にも取材をするために、彼らが集う貴賓室のある乗馬クラブにも入会して、ペルー側の取材をした。

ホテルのボーイにチップを握らせ、部屋に閉じこもり小田原評定している日本政府関係者と連絡を取り、スクープを連発していた。

日本政府の迷走ぶりをそのまま報道する青山さんに、時の総理、故橋本龍太郎氏は怒り心頭だったという。

そのチップには、当然のこと、領収書はない。

橋本総理は、共同通信に情報提供者を明かすよう圧力をかけ…

共同通信は頑として口を割らない青山さんに困り果て、取材先を明かさなければ、領収書の無い経費を認めないと脅した。

青山さんは情報提供者の名を告げる代わりに、依願退職してその退職金でその認められなかった経費を払ったそうな。

全くひどい話…


世界ではテロリストとの交渉などありえない。

犠牲が出ようとその立場は揺るぎない。

日本では幸いなことにまだ、そんなテロ事件は起きていないけど…

もし、起きたら?

やはり、トンネル8本も掘れちゃうくらいの時間がかかるかも。

それは日本人の良いところでもある。

人質を撃てなかった少年を無慈悲な殺戮者にしなかったのは、その場にいた人質たちの行いだったそうだから。

そんな関係をつくるには時間がかかるし、長い間、対面していないと無理。

日本人の誠意など通じない相手だと時間をかける前に殺されちゃう。

そして、世界では誠意など通じない人が増えている。

くわばら、くわばら。





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