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2008.08.23

オーラの泉 未唯

子供の頃の思い出の中に、「ピンクレディ」がいる日本人は数多いはず。

ミーちゃんとケイちゃんのダイナミックな踊りを必死で真似していた子供たちもすでに、お母さん世代に・・・・

そのミーちゃんは今、タレント「未唯」として活躍している。 

江原さんとは面識が無かったけれど、美輪さんの大ファンで舞台に度々足を運んでいるという未唯さん。

「オーラ・・・」のファンで、出演したくてラブコールをしていたとか。

今回、出演が決まったのは自分に転機が来たからと思っておられる様子。

  

「スター誕生!」と言うオーデション番組でフォークを歌い、デビューが決まったミーこと根本美鶴代とケイこと増田恵子。

始めは「白い風船」としてフォークソングを歌い、デビューする予定だった。

それが覆り、「ピンクレディ」として「ペッパー警部」を歌うことになったのは、今は亡き阿久悠さんの「もっとパワフルで面白い曲を歌わせたい」という熱い思いから。

アマチュア時代は歌って踊っていた二人。

オーデションに受かるための戦略としてフォークを選んだのだが、それが阿久さんには視えていた・・・・?

「ピンクレディ」をすぐに気に入った二人だったが、周囲はその名前にあまり好印象を抱かなかったらしく、「変な名前になったのね」と同情されたとか。

所属会社には「期待していない」と言われながらもデビューしたピンクレディ。

その歌と踊り二人の可愛らしさで、あっという間に「ペッパー警部」は大ヒット。

以来、次々とヒットを飛ばし、あっという間に大スターに。

 

ピンクレディの成功は、育ての親・作詞家・阿久悠さんにも素晴らしい体験をもたらした。

後に阿久さんは、「映画のプロデューサーにでもなったような気分」を味あわせてもらったと「徹子の部屋」で語っている。

10曲連続でミリオンセラーを出したピンクレディ。

時代を引っ張るアーティストとなった。

「UFO」「サウスポー」・・・・

国分君もお姉さんが踊るのを嫌になるほど見せられた口だそうで。

 

目の前にある仕事を必死でこなし、一日の切れ目さえもわからないほどの二年間。

「マネージャーのかかとについていく状態」の二人を支えたのは、ファンだった。

ピンクレディの作品に「モンスター」という曲がある。 

それは孤独なモンスターを励まし、勇気付けるという内容なのだが・・・・

「モンスター」は怪物の歌ではなく、人とはちょっと違う特殊な人間のことではないか。

その中には自分たちも含まれているのではないか。

と未唯さんは、解散した後に気づいたという。


「モンスター」ピンクレディは4年7ヶ月で解散。

ピンクレディがあまりに「モンスター」になってしまい、扱いかねるようになったから・・・・と未唯さんは見ている。

もう一つ、ケイさんが熱烈な恋愛をしていたのも、原因のひとつだった。

そして、そのとき、未唯さんにも愛する人がいた。

 
  

ピンクレディを育てた阿久悠さん。

余計なことは言わず、必要なことだけスパンと言う怖い人だった。

惜しくも、昨年、亡くなられたが、作詞した曲は5000以上。

時代にメッセージを送り続けた人生だった。

未唯さんは亡くなる直前に阿久さんに出会う機会があり、お元気な姿を拝見していたので、その突然の死を信じられなかったという。

 

「『モンスター』の話・・・・阿久さんはご自身とも結び付けていらっしゃいますよ」と江原さん。

ピンクレディが「モンスター」であったように、作曲家・阿久悠も「モンスター」だった。

「真の阿久悠を知るものはどれほどいるか・・・」と言う思いが常にあったようだ。

「いつも夢を見ていた」

「ピンクレディという題材で夢を果たせて行くのが楽しかった」

と阿久さんは語っているらしい。

「ピンクレディ」はミーとケイだけでなく、阿久さんでもあった。

未唯さんも、今は阿久さんを「本当に優しくてシャイでデリカシーがあるから多くを語らなかった」と思えるようになっている。

美輪さんは阿久さんを、「女性的な感性の持ち主」「妄想力の塊のような方」と言う。

江原さんは「ある種の霊能者」「クリエイティブな方は感じ取る力が凄い」と言う。

そういう人は、静寂・孤独を好む。

そういう人こそが鋭いアンテナを立てることが出来る。

その理由は、「孤独が人を聡明にするから」

自分の中にどっぷり浸かる時間がある人でなければ偉大にはなれないと美輪さん。


 

阿久さんの多岐にわたる作曲の才能、それは人間とは思えないほど。

ピンクレディの二人はそんな風にオールマイティの才能を発揮し、全てを見通す阿久さんを「宇宙人」と呼んでいた。

「生まれ変わりの多い人」と美輪さんは視ている。

何度も何度も生まれ変わり、あらゆる人間の喜怒哀楽を感じてきた。

その経験があるから、詩の材料がいっぱいあったのだという。 

 

生まれ変わりと言うと・・・・

「未唯さんはお姫様だった時代がある」と江原さん。

その時代は、とても貧しく飢饉などもあり、人がバタバタと死んで行く時代だった。

そんな中で飢えもせず、美しい着物を着ていた前世の未唯さん。

そのことに罪悪感を感じ続けていた。

今生、未唯さんはその時の償いの気持ちで生まれてきている。

眠る時間もプライベートの時間も無く、どんなに苦しくとも、「喜んでくれる人がいるから頑張ろう」と思えたのは、その償いの気持ちがあるから。

だけど・・・・

今、恩師・阿久さんからのメッセージは・・・・・「自分を責めてはいけない」

未唯さんは自分をのんびりやと言うが、実はのんびりできない性格。

穏やかになると不安になって焦りすぎ、自分でトラブルを引き起こしてしまうことがある。

穏やかな暮らしを楽しむことが今は必要なようだ。

未唯さんも、「お役に立てることでなければやる意味があるのだろうか・・・?と疑問に思ってしまう」という。

「その心は悪くないが、事業としてまでやることも無い」と江原さん。

今は何事をするにも、時間をかけてじっくりと・・・・と言うことのようだ。

未唯さんには最近、「一番楽しいことを見つけるような仕事をしていけば良い」という仲間が出来たが、どうすればよいか判らない状態だという。

「ヒントは『白い風船』」と美輪さん。

美輪さんは最初に、未唯さんの声を「涼やかできれいな声」と褒めた。

「その声でバラードを歌えばよい」と美輪さんはアドバイスする。


「人を喜ばせたい」という生まれ変わりの目的を未唯さんは果たした。

ピンクレディが歌い踊っていた時代、日本は平和だった。

子供たちが一体となり、ピンクレディの曲を歌い踊った。

日本神の心を一つにした・・・・ピンクレディはそういう貢献をしたデュオだった。

「エネルギーを与えて元気にしたのだから、今度は癒し・慰め・静かな励まし」と美輪さん。

焦らず、ゆっくりと、癒しの子守唄を歌ってあげる気持ちでバラードを歌う未唯さん・・・・・美輪さんにはそういう光景が見えている?

 

最近、未唯さんは絵本の出版もしたと言う。

着々と癒しの方向に向かっているようだ。

――――あとは「焦らず」というのが課題・・・・?

今日ここに来た意味・・・・「良くわかりました」と未唯さん。

 

それにしても、日本人の体型って、ピンクレディ以前と以降ではまるで違っている。

最近の子供達ったら、皆、細くて、手足が長くてすらっとしている。

それって、親があの二人の体型に憧れて、そういう子供を夢見てお腹の中で育んだせいじゃないかなぁ・・・・・と常々思っていた。

(私もピンクレディ以降の生まれだったら、世界が変わっていたかも・・・・・残念!)

そんな体型になれたからこそ、フィギュアスケートやフェンシングなんて、日本人には体型的に無理があった運動種目でメダルが取れるようになった。

これも、ピンクレディの貢献の一つかも・・・・

 
 

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