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2008.06.26

オーラの泉 加藤雅也

加藤雅也さんというと、北野武監督の「BROTHER」のやくざ、「アンフェア」の変な検視官を思い出す。

――――「ハンサムだけど変な人」が似合う役者さん・・・・・・・?

 

最近は何でもやってみようという気持ちになっているという加藤さん。

「オーラ・・・」への出演もその一環だとか。

「帝都大戦」の超能力者役を観た事がある江原さんは、今日は超能力戦を覚悟していたと笑うのだが・・・・

超能力は無さそう。

 

奈良県生まれの45歳。

名門県立奈良高校から横浜国立大学へ。

陸上でインターハイにまで出場した文武両道・眉目秀麗な加藤さんが、なぜ、俳優の道に進んだかというと・・・・・・

スポーツではオリンピックに行けるほどではなかったし、学歴でも東大まではいけなかった自分に対して、「中途半端」という思いがあったから。

 

奈良時代はスカウトされなかったのかと訊かれて、「奈良の人はそんなことを考えない」と言う加藤さん。

「奈良は太古のまま、時間が止まっている」と美輪さん。

――――確かに、大いなる田舎と言う感じがしたけど、あれは太古のままだったのかぁ・・・・・

 

大学時代、いつもは買わないテレビガイド紙を買った加藤さん。

それに載っていた映画を作るサークルの案内に惹かれ、家に近いこともあって、見学に行った。

そのときは参加せず、それっきりだったのだが・・・・・

一年後、大学の掲示板にそのサークルのリーダーからの連絡が貼ってあった。

リーダーはモデルクラブのマネージャーになっていて、加藤さんをスカウトしたのだ。

加藤さんが「運命を感じた」瞬間だった。

 

「後ろのほうで、全部、プログラミングされているのよ」と美輪さん。

どうやらこれも、必然だったようで・・・・・

 
 

モデルになって、一躍日本ではトップモデルになった加藤さん、パリコレのモデルに進出するまでに。

ところが、それが大失敗。

マッチョ全盛の時代、加藤さんの体格では着る服が無かった。

目指していた陸上選手を自分のデータを見て断念した加藤さん、ここで自分のモデルとしてのデータを鑑み、二度目の挫折を知った。

 
 

その挫折から、加藤さんは俳優の道に歩みだした。

それがその頃、恋人(犬)マリリンに会うために、島を渡る犬として有名だったシロの話。

「マリリンに会いたい」

そこで、加藤さんは「俳優にはデータが無い」と気づいた。

どんな人でも役があり、必要とされる。

データ分析で先を読めてしまう加藤さんでも、読めない世界だった。

「三頭身でも二頭身でも、それが個性になる。

役者には無限の可能性がある」と美輪さん。

――――ま、私も女優になれるかも(笑)

 

俳優になったらなったで、「日本人はハリウッド映画に出られないと聞くと、その理由を知りたくなり」、今度は世界の頂点、ハリウッド進出を企てた加藤さん。

ところがこれも大変なことに・・・・

「言葉の壁」

モデルのときは言葉の苦労はしなかったが、俳優となるとそうも行かない。

アジア系アメリカンを演じられるほどの語学力があって初めて、スタートラインにつけるくらいだということが分かった。

1994年、言葉の壁を越えるためにロスに移住。

1996年、準主役を張るまでになれた。

 

そんな頑張り屋の加藤さんは江原さんに言わせると・・・・・

「複雑怪奇。いままでのゲストでこれほどの方は・・・・」

「物凄く繊細な方。それなのにどうしてアメリカに行けるのか・・・・それを探っていた」

 

その原点は陸上を諦めたところにあった。

故障や怪我が多かった陸上選手時代。

元々、身体も丈夫ではなかった。

「そのまま行っていたら死んでいた」と視る江原さん。

だが、江原さんにが視るに、その道は加藤さんの本来の道ではなかったようだ。

加藤さん自身は、「逃げとしてこっちの道を選んでいたのではないか」と言う敗北感があったようだが、それは違うらしい。

 

「損なすっていた

日本人離れしていたから需要が無かった」と美輪さん。

加藤さんも、ロスのエージェントに、「辞めるか、主役を張る人になるかだと言われた」と言う。

だが、その不遇の中、加藤さんは一つの結論を得た。

それは・・・・

ハリウッド映画には日本のようなデリケートな部分が無い。

「背中で演技をするとか、・・・・を表現するとか」

その表現の素晴らしさを外国人に理解させることが出来たら、日本人の役者の需要が増えると加藤さんは思っている。

今は、「日本からそれを世界に向けて発信したい」と加藤さんは思っているようだ。

 

今は亡き「世界のミフネ」三船敏郎さんと親しかった美輪さん。

三船さんに何故ハリウッドに移住しないのかと訊いたことがあったそうだ。

そのときに三船さんは、「日本に居るからこそ、評価される」と答えた。

ハリウッドに行き、多くの役者の中に埋没するよりも、日本に居て、日本の芸術性でアーティストとして、利害関係無く評価してもらう道を三船さんは選んだのだという。

 

「やっとイケメンの時代が来た。これからですよ」と美輪さん。

イケメンが癖のある変な男の役をやらされるのは、アンフェア。

イケメンが名実ともに好ましい主役をやれる時代が来たと言うことかしら・・・・・

 

加藤さんを観察して点数をつけていたという美輪さん。

「司会も出来るし、いろんなジャンルで活躍できるものを持っている」と高評価。

「今までは宝の持ち腐れでしたね」

その言葉を聞いて、

「そんな良いこと言われたら・・・・・ほんとに・・・・頑張ります」

言葉にならないくらいに感動している加藤さん。

 

ついでに、日本人の中年は、「三頭身で眼鏡をかけていて髪が薄い。臭い。うざい。汚い」というイメージを覆して、若い子達をぼうっとさせるような素敵な中年男を演じてくださいませ。



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