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2008.02.07

オーラの泉 宮藤官九郎

宮藤官九郎さん・・・・・あの「真夜中の弥次さん喜多さん」を書いた天才の誉れ高き脚本家。

私の愛読週刊誌「週刊文春」に、幼い娘さんの言動をエッセーで書かれていて、微笑ましく見ているせいか、なんか、こちらもドキドキ。

 

スピリチュアルチェックの時間、緊張のあまりカメラで無く、照明を見ていたという宮藤さん。

お二人とは初めましてなのだが・・・・

美輪さんの舞台は観に行ったことがあり、また、何かのインタビューで「会いたい女性は誰?」と訊かれ、「美輪明宏」と答えたのを、美輪さんに見られていたという複雑な関係。

「お話はしてみたいけど怖いことは言われたくない」とのっけからびびって居る。

 

1970年、宮城県生まれ、父親は教師と言う真面目な一家だった。

ところが、宮藤さんは日本大学芸術学部放送学科を中退してしまった。

休学届けと復学届けと退学届けを前に悩んでいた宮藤さんに、「やめちゃいなよ」と言ったのは今の奥さん。

(でも、奥さんはその大学をしっかり卒業していた)

大学をやめ、仕送りを断る手紙を書いた宮藤さんに、厳しかったお父さんは何も言わなかった。

といっても、お父さんの厳しさはしきたりや秩序を守ることのほうで、子供の個性を抑えつけるものではなかった。

たとえば・・・・

節分の日に自分の部屋で麻雀をしていた宮藤さんたち。

豆まきの音が次第に廊下を通って部屋に近づいてきて、突然入ってきたお父さん、麻雀卓の上に豆を巻いた。

そして、一言。「豆まきを、なぜ、しない?!」

――――そっちかい?!

一年の重大ニュースのトップが「お母さん、脚立から落ちる」などと言う平和な家庭に育った宮藤さん、何処で間違って脚本家になったのかしら?

 

テレビの構成作家志望だった宮藤さん、大学の脚本コースに入ろうとしたが、落ちてしまった。

人をびっくりさせることしか考えていなかったので、先生の言うことを聞かなかったのいけなかったらしい。

希望のところに進めなかったというのもあって、中退したようだが、そうこうしているうちに、知り合いの構成作家に紹介され、テレビの構成を書くことに・・・・

――――まあ、凄い幸運!

というか、これも、才能の世界なのね。

それからの活躍は目覚しく、「木更津キャッツアイ」「真夜中の弥次さん喜多さん」「池袋ウエストゲートパーク」・・・・誰でもが知っているような作品ばかり。

私は、斉藤由貴主演の昼ドラ「吾輩は主婦である」が好きだったな・・・・滅多に見れなかったけど。

役者としても面白い味の出る宮藤さんは、あの番組にも出ていたっけ。

  

ここで、「真夜中・・・」に主演したTOKIOの長瀬君が、撮影時のエピソードを披露。

なんと、長瀬君、夜中に真っ裸で宮藤さんの部屋に忍び込み、窓枠にへばりつき、カーテンに隠れていた。

で、打ち合わせを終えて部屋に帰った宮藤さんが寝てから、真っ裸で飛び出し・・・

「お疲れ様!!」

「あ、お疲れ様」と普通に返した宮藤さん。

長瀬君はこのときの宮藤さんのリアクションに不満そうだったが・・・

宮藤さんによると、それは明日の撮影が出来るかどうかのかなり真剣な打ち合わせで、くたびれていたからのようで・・・・

真っ裸の長瀬君を見た宮藤さん、長瀬君にあげるTシャツを持っていたのを思い出して、おもむろにカバンから出して渡したとか・・・・・あは。

――――長瀬君・・・・勿体無い!!(笑)

 

宮藤さんの不条理な面白さは、「計算しつくしたところと勘でひらめくところの両方が交錯している」と美輪さん。

意外性、どんでん返し・・・・子供のような妄想が計算とピッと結びつき、出来上がる面白い世界。

 

意外なことに宮藤さんのオーラの色はブルーだそうで・・・・

ブルーの意味するものは、冷静で繊細、神経質。

「人と一緒に居ると落ち着かない。

人と一緒に居るのはとても疲れる

頭の中がハレーションを起こし、トイレの中にこもって、奇声を発したり、思いを吐き出す」

と、江原さん覗きまくり。

宮藤さん、あまりに的中していて、びっくり。

 

「宮藤さんの魂の上では、『型』があるかないかがポイント」と江原さん。

宮藤さんは脚本家としての動きを自分で決めているのだそうで・・・・

一日、一日、自分の動きの脚本を書くので、「今日の宮藤さん」「明日の宮藤さん」が出てきてしまう。

それでいて、実は、「型」が大嫌い。

なので、つい、型を崩そうととんでもないことをしてしまう。

それが時代劇なのにバイクが出てくる所以。

 

現世においては、お父さんの厳しさが「型」だった。

宮藤さんは大学に行きお父さんの「型」からの脱却をした

大学を辞めて、二回目の脱却。

奥さんは「型」の無い人なので、うまく行っているようだ。

 

前世はヨーロッパの貴族。

長男に生まれせいで、一族を背負う羽目に。

型に嵌ることが出来なかったのに、乗馬、剣、貴族のたしなみは全て型そのもの。

自分はこの家に生まれてはいけなかったとまで思うまでに。

それでも、周りに型を強制されたと言うお気の毒な人。

で、魂のテーマが「型」になってしまった宮藤さん。

「ねばならない」が大ッ嫌い!

でも、その型との戦い(相克)は表現者としては悪くないようで・・・・・

 

さて、宮藤さんは20年後の自分を気にしているようなのだが・・・・

江原さんはその底に潜むものをちゃんと視ていた。

それは・・・・「人の未来は決まっているかどうか」=「型があるかどうか」だと。

 

もし、定まっているのなら、もがいても無駄なのか・・・・・と言う疑問に、「宿命と運命は違う」と江原さん。

「宿命は素材、運命は料理」

その言葉に「ああ」と声を上げる宮藤さん。

すぐにその喩えが解かったようだ。

「それドラマに使って良いですか」と脚本家らしい発言。

 

「そのまま流されていけば、そうなっちゃうよ。だけど、料理すれば変わって行く」と江原さん。

「型は宿命=青写真、設計図。それを使い良いようにして行くのが運命=設計変更」と美輪さん。

素材は刻み方、味付け、盛り方で様々に変化する。

――――あら、私ってば料理ベタ・・・・・

「型を気にしないで破っていけばよいのか、型は型で残しておいたほうが良いのか・・・・・」と訊く、宮藤さんに、

「それを考えると型になる」と美輪さん。

「ねばならぬということは何処にも無い」と言うことを体現するために生まれてきたと美輪さん。

「じゃあ、凄く自由で良いですね。締め切りとかも、型ですものね」となにやら、思いついた様子の宮藤さん。

――――確かに、ご自由ですが、結果を引き受けるのは自分ですよ。

お子さんはもうすぐ三歳。

文春では「かんぱ」なんて呼ばれているけど・・・・かなり面白そうなコ。

その子が二度目の転機だと宮藤さんは思っている。

子供を見ていると、日々変わって行くので、面白くてニヤニヤしてみてしまうという。 

「緑色の植物のような光が差してきてそっちのほうの雰囲気になって来ていません?」と美輪さん。

――――緑色の植物のような光・・・・・??

 

子供が生まれる前は、町を歩いていても、自分の世界に入り込み、下を向いて怖い顔をしているかニヤニヤしているかのどっちかだったという宮藤さん。

最近、子供に散歩に連れて行ってといわれると嬉しいらしい。

どうやら、子供との世界も楽しめるようになったようだ。

変わったのは作品にも出ている様で・・・・ 

ほっとしたり、気持ちが暖かくなるような話を書いたりしたときに、服を脱いだような、人の家で靴下を脱いだような感じ(=リラックス?)がするらしい。

それまでは、そんな話は自分らしくないのではと不安だったのだが・・・・良い話ですねといわれて嬉しくなるという。

「自分でエキセントリックでなければいけないとという型を作り、縛り上げていたのだけど、たがが外れた」と美輪さん。

「こういうエリアも自分にあるということを認めて楽になった」らしい。

  

天才脚本家「クドカン」は、天才である呪縛から逃れ、今、自分の領土を増やしている最中のようす。

「あまり服を脱いで、長瀬君のようになってもねえ」と言うけど・・・・・

真っ裸になっても、それはそれで、「良し」かもですよ。

 

そういえば、「真夜中の・・・・」の「魂」役は荒川良々。

って、関係ないけど。

妙に、あのキャラクターを気に入っているのよね。

 

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まあ・・・木曜日。

遅くなりまして・・・・ 

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