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2007.11.29

オーラの泉 アグネス・チャン

「ひなげしの花」のイメージが強いアグネス・チャンさんも、もう52歳。

宗教的にはクリスチャンのアグネスさん。

キリスト教は転生を認めていないし、守護霊なんてものも無いような気がするけど・・・・

「オーラの泉」で、何を訊きたいのかしら?

 

「スピリチュアルの世界に興味は?」と国分君に訊かれ、「自分よりも大きな存在=神様を信じる」とアグネスさん。

まだ、豊かではなかった頃の香港で生まれ育ったアグネスさん。

六人姉弟の三女、目立たない存在だった。

街で見かける貧しい子供たちに食事を与えようと、14歳のとき、ボランティアで歌を歌い始めた。

それが認められ、あっという間にスターに。

そして、17歳の時には家族を説得して、憧れの国、日本へとやってきた。

 

だが、日本の芸能界はアイドル全盛時代。

香港ではメッセージソングを歌い、笑うなどとんでもなかったアグネスさんも、日本では、アイドル扱い。

「笑わないと可愛くない」といわれ、笑顔で歌った曲が大ヒット。

アイドルとして人気の絶頂に。

寝る間もない生活、ただ歌うだけで身の回りのことは全て他人任せ。

日本に来て、そんな娘の状況を知り、危機を感じた父は、娘に留学を勧めた。

「お金や名声は(何事かあれば)奪われるもの。

だけど、頭の中に入った知識を他人は奪うことはできない」

その父親の言葉に従い、アイドルの座を捨てて、アグネスさんはカナダへ。

 

あの時期のアイドルといえば、天地真理、小柳ルミコ、森昌子、桜田淳子、山口百恵、キャンデーズ・・・

今、アグネスさんは芸能界のみならず、教育分野でも活躍している。

それはお父さんの言葉どおり、頭の中に入った知識のおかげ。

才能と運のベルトコンベアーはアグネスさんを芸能界に運んでくれた。

だが、アイドルの寿命は短い。

若さの持つ美を失っても輝き続けるには才能だけでは足りない。

あのときのお父さんのアドバイスがいかに正しかったか・・・・

35年の月日が証明している。

 

父親が中国からの難民の親戚を助けるために、貧しかったアグネスさん一家。

美しい姉、頭の良い姉の下に生まれ、目立たなかったアグネスさん。

「優秀な上の姉達のように産めなくてごめんなさい」と親戚に謝る母親を見て、暗くなっていったアグネスさん。

そんな中、父親は「この子が一番可愛い」と庇ってくれた。

だが・・・

アグネスさんがカナダに留学してまもなく、お父さんは胆石で入院。

手術中に亡くなってしまった。

「お父さん、一番大好き」と言ってあげたかったというアグネスさん。

「性格が一番お父さんと似ていた。

心が何時も通い合っていたから、何を考えているかわかっていた。

お父さんの最後を看れなかったと後悔しないで・・・・」

江原さんが伝えるお父さんの言葉は優しい。

母や姉弟は「あなたがカナダに行かなければ、父は死んでいなかった」とアグネスさんを責めていたらしい。

だが、お父さんは・・・

「皆の道をつけたから、安心して逝けた」

 

大学を終えて日本の芸能界に戻ったアグネスさん。

人生の転機となる番組に出あう。

85年、24時間テレビの総合司会に選ばれたアグネスさんは、レポーターとして、旱魃と内戦で飢餓のエチオピアを訪れた。

 

そこはこの世の地獄。

骨と皮しかない人々が彷徨っていた。

「同じ世界にこんな悲惨な状況があって良いのか・・・・」

呆然としながらも、アグネスさんはキャンプで、歌を歌った。

すると、その骨と皮の子供たちが立ち上がり、拍子をとって踊り始めた!

その瞬間、幸せに包まれたアグネスさん。

ここで死んでも良いと思ったという。

 

でも、そこは・・・ 

自分が面倒を見ていた子供たちが次々と死んで行く場所。

ある日、担当した子が亡くなって、食事を摂れなくなったアグネスさん。

キャンプの責任者徳永瑞子さんに怒られた。

「あなたがご飯を食べないと私たちの面倒になる。何しに来たんだ」

「あなたが本当に少しでも子供たちに申し訳ない気持ちがあったら、与えられている役目を果たしなさいよ」

「日本に帰って助けを求めるんでしょ。その役目を果たしなさいよ」

 

涙も理屈もいらない、身体を動かしなさい。

徳永さんはそうアグネスさんに伝えた。

その言葉どおり、アグネスさんは行動を始めた。

そして、1998年日本ユニセフ協会大使に。

 

さて、敬愛するお父さんからのメッセージは・・・

アグネスさんの今の活動はお父さんの願いでもある。

だから、「アグネスは誇りだよ」といっておられるという。

そして、心配もしておられる。

それは、思い通りになかなか行かないことに対して、アグネスさんが自分を責めるから。

世の中の痛みを自分の痛みとして取らなきゃいけないような気になって、自分を痛める(ストレスになる)ことがあるらしい。

それが、病となって身体に現れてしまう。

 

「数じゃない。お父さんは子供たち6人だけだった。

その6人から広がって行く。

今、やるべきことをやれば良い」と江原さん。

全ての人に責任を感じても、全ての人は救えない。

今、目の前にいる人のために出来ることをする。

それでよいということだ・・・・

 

アグネスさんの前世はカトリックのシスター。

その頃、民間療法で薬草から薬を作っていた。

化学が苦手なのはそのときに失敗して子供の具合が悪くなったから。

そのせいで、今生でも、正しいことをしていても間違っていたらどうしようと悩むことがあるという。

「大切なのは、結果ではなく動機」と江原さん。

「結果、出したいというところあるね」と認めるアグネスさんに、美輪さんは、

「どうせ助けるのなら、泣きながら助けるのは迷惑。それこそ、『ひばげしの花』でも歌って・・・」

そこで、思わずアグネスさんと国分君、「おっかのうえ~、ひなげしの花で~」とハモッてしまった。

――――そうそう、アグネスさんには笑顔が似合うよ。 

アイドル時代、「笑顔が可愛い」といった人は正しいね。

  

マザーテレサを敬愛するアグネスさん。

1997年の来日時にはお目にかかることが出来た。

そこで、マザーテレサに教えられたのは・・・・

「屋根の下から始めなましょう。

あなたのお父さんお母さんの悩みを聞いていますか?

愛しているといっていますか?

姉妹と仲良いですか?

それが出来たら、学校や社会に広がって行くよ」

「自分の頭の上のハエも追えないで、人の頭の上のハエを追うな」と美輪さん。

「日本は心の貧しい国」とマザーテレサは仰った。

パン(物理的なもの)の無い国にはパンを与えればよいが、心の貧しい国はどうしようもない。

愛は非物質。

お金では買えないのだから。

 

最大のポイントは実践。

その人の中にある純粋な思いは実践になる。

「実践する人は全て聖人」と江原さん。

――――まあ・・・じゃ、アグネスさんも?

 

マザーテレサの俗名はアグネス・ゴンジャ・ボヤジュ(花のつぼみという意味)。

アグネス・・・・同じ名前と知ったときひっくり返って喜んだというアグネスさん。

中国のコンサートでは母親に捧げる歌を歌っている。

まずは自分の家族から・・・

 

「一番、聞きたいことが聞けた」というアグネスさん。

それは、お父さんが「誇りだ」といってくれたこと。

これからも、同じ道を歩く確信を得たようだ。

「あなたの役目を果たしなさい」

あの異国で投げかけられた言葉は、神からの伝言だったのかも・・・・

 

  

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     なんだか、いい感じです。ありがとうございます。

 

 

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