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2007.10.04

円天

晴れ上がって気持ちのよい日。

さすがに、もう、真夏に戻ることもないかと、朝から衣替えをした。

どうか、日本の四季がずっとめぐり続きますように。 

 

さて、直ったテレビをつけると、相撲界の不祥事と「円天」=L&Gの話で持ちきり。

L&Gって、レディース&ジェントルマンの略って・・・まあ。

  

L&Gには5万人もの会員がいて、1000億円以上集めたと言う。

10万円以上の保証金を支払えば、その金額と同額の円天という電子マネーをもらえ、円天市場で欲しいものと引き換えることが出来ると言うシステム。

ここまではさほどおかしくないのだけど・・・・

おかしいのは、その電子マネーが、「毎年、同額もらえる」と言うところ。

L&Gはそれを「減らないお金」と称していたという。

その上、100万円の協力金を預ければ、年利36%を支払うと約束していたらしいけど、

年利36%って・・・・破綻しないほうがおかしい。

と、経済オンチの私でも思うのだけど・・・

そうは思わない人が多かったようだ。

 

お金って何かが形を変えているものだから、原因がなければ存在出来ない。

遺産はご先祖様の努力の賜物だし、箪笥貯金だって、過去の持ち主の労働がお金に形を変えたものだ。

お金でお金を買えば、同額になるか、交換の手数料が発生して減るか、のどちらか。

増えることなどありえない。

 

投資はまた別の話で、投資金は投資先のアイディアを実現するための費用に変わっている。

アイディアは才能。

才能はそれ自体が何倍もの付加価値を持っている。

だから、アイディアは世に受け入れられると、何倍にも膨らむ。

その結果、投資した金が何倍かになって戻ってくる可能性がある。

もちろん、最初の金額に及ばない額になって戻ってくる可能性も、0になって戻ってこない可能性もある。

そのアイディアの見極めが、投資者の才覚だ。

自分の才覚で投資したからには、それに責任を持つ。

そのリスクをきちんと認識しなければ投資をしてはいけない。

 

――――でも、世の中には、使っても使ってもお金が減らないということに、疑問を抱かない人がいるんだぁ・・・

確かに、お金が無尽蔵に涌いてくるお財布があったら、どんなにいいだろうと私も思うよ。

気持ちは判るけど・・・・

 

L&Gの犠牲になった人はお気の毒。

だけど、それを選んだのは自分なのだ。

そんな危ない話に投資をしたのなら、自分は単なる犠牲者ではなく、その会社のそのアイディアを広める一端を担ったのだと自覚すべき。

それにしても・・・

こんなに様々な詐欺事件が世間を騒がしているんだから、そろそろ、見極める目を養う努力を始めたほうが良いのでは?

  

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で、もしも、こんな事件にあって、全てを失い、路頭に迷う人がいるなら・・・

もちろん、本人は自己責任と、自覚しなきゃいけない。

だけど、そういう人がなんとかきちんと生きていくためのシステムも、作らなければならない。

 

今は、本人は自己責任と思わず、全てを奪われたような気持ちでいるから、気持ちが萎えて再起出来ないし、

周りは自己責任と切り捨ててばかりで、何も与えようとしない、

という地獄状態になっている。

 

人は失敗するものだけど、失敗から学んで立ち直ることも出来るのだと、皆が認識を新たにし、今目の前にいる人を大事にすること。

それが大事なのだと思う。

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