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2007.10.14

チューリップ・バブル

この頃、世界は泡だらけ。

あちこちで、儚い夢が膨らんでは消えている。

 

ところで、世界初のバブルは何かと言うと・・・・

「チューリップ・バブル」

だそうで。

 

これは、1637年、オランダで起こった。

トルコ原産のチューリップをオランダに輸入し、次々と品種改良したところ、その球根に異常な高値がつき、やがて、投機の対象に。

 

珍しいチューリップを買うのは金持たち。

だけど、それを投機の対象としたのは貧民だった。

といっても、貧民には珍しく高価な球根を買えるはずもなく・・・・

彼らが買えたのは珍しくもない廉価品。

その廉価品も、次第に値が上がりし、やがて、現物取引から先物取引へと移行し、手形取引にまでなったという。

 

手形が人から人へと渡り、債権者や債務者の特定すら難しくなった頃、

バブルは崩壊する。

理由は簡単。

金持たちが珍しくもないチューリップを買わなかったのだ。

金持ちほどシビアなものだからね、あは。

 

宴の後は、債務者・債権者が入り乱れ、大混乱。

結局、手形が「無かったこと」にされ、バブルは終焉した。

でも・・・・

チューリップはオランダでは一時的に憎まれたらしい。

チューリップにしてみれば、とんだ、とばっちり。

 

アメリカのサブプライムローン問題の裏にも不動産バブルが有った。 

この前、サブプライムローンを借りて払えなくなった人々を訪ねる番組があった。

あるメキシコ系の10人家族は、日本のウサギ小屋基準からすると、かなり大きな家に住んでいた。

といっても、大豪邸と言うほどでもない。

 

彼らのサブプライムローンの借入は日本円にして7000万。

毎月の支払いは50万以上!

だけど、その一家の収入は30万そこそこ。

どう考えても、払っていける額ではない。

本人達は住宅が値上がりしたら転売し、儲けようとを目論んでいたらしい。

だけど、それが外れて、無一文になり、家を追い出されそうになっている。

 

誰もが欲しがるような不動産なら、今でも買う人はいるだろう。

だけど、世間の情報に踊らされ一攫千金を夢見た人たちが買うような家は、安いチューリップと同じ。

価値が無い。

 

サブプライムローンを組んだ金融機関はそれが不良債権になろうがなるまいが、関係ないらしい。

その債権は住宅ローン担保証券に組み込まれ、その金利の高さに眼が眩んだ投資ファンドなどにより世界中にばら撒かれた。

そんなものに、頭の良い人たちは群がったのは、何故・・・?

という疑問は残るけど、儲かると思ったのは確か。

   バブルの不思議は、明確な加害者も明確な被害者もいないこと。

誰もが、自分の欲で突っ走り、誰もが最後には何かを失う。

 

「欲」を抑制する薬でも開発するしかないか・・・・

それとも、 

「過度の欲は犯罪である」ということにでもするか・・・・

それとも、

全世界的に、「一人の人間の持てる富はここまで!」と「富の総量規制」でもするか・・・

 

一番有効なのは、ある日、空から神様が降りてきて、「強欲な人は地獄行き」と、宣言してくださることかも。

 

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