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2007.09.13

良き友

午前中は陽射しが眩しかったのに、次第に雲が降りてきて・・・・

今は雨。 

 

この前、友人と話した。

しっかり者の彼女、小学生の子供を持つ知人に相談されたと言う。

「うちの子、通学のときに一緒になる子たちと仲良く出来ないみたい」

その人は担任にその事を話し、他の子供たちとの通学を辞めさせ、自分で送り迎えしようかと思っていると言ったそうな。

 

「苦労させたくない」と言うその人に、彼女は怒っていた。

「世の中、全員と仲良くなきゃいけないってモンでもないでしように。

どんなにいやなヤツとでも、大人になれば付き合って行かなければならない。

そういうときにどう対処するか、自分の心をどう仕向けて行くか・・・・

子供のうちは、そういうことの訓練期間でしょ?

親が逃げ道を作って囲い込んでいたら、その子供は、いつ、現実と向き合うの?」

 

彼女の言い分はもっとも。

でも、なんだか、そんな親は多そうだ・・・・

とりあえず、彼女の友人は、彼女に諌められて、思いとどまったそうだけど。 

 

その後、年金の話になった。

すると、彼女は、年金を国民全員(払っていない人も含めて)に支給するとか、生活保護で人を養うとかには、抵抗があるという。

「一生懸命働いて贅沢もせず真面目に暮らした人間が、遊び暮らし、怠けた人の面倒を見るっていうのは、なんか、割り切れない」

 

まあ、当然っちゃ、当然なんだけど・・・

でもね・・・

  

人には、生まれながらの宿命がある。

生れ落ちる場所、その家族の状況・・・・それはその個人に固定されている。

生まれてから、どんなに変えようとしても変えられないデータ。

それが宿命だ。

だけど、そこからどう生きて行くかは、本人次第。

大金持ちの家に生まれても、散財して、人の援助を受けなければならなくなる人もいるし、貧乏の家に生まれても、一代で財を築く人もいる。

教育者の家に生まれても犯罪者になる人はいるし、犯罪者の子供に生まれても人のために尽くす人生を選ぶ人もいる。

運命は自分次第で変えられる。

  

確かに年金も払わず、貯金もせず、怠けて好き勝手に豪遊した人は、とんでもないヤツと言える。

でも・・・

彼が世の中になんら貢献しなかったかと言うと、それはまた違う話になる。

彼らが遊び暮らしたことで、コツコツ貯めて真面目に生きる人が絶対に使わないお金が循環している。

その循環の中で生きている人、いや、生きざるを得ない人もいるのだ。

そういう人にとっては、コツコツ貯めている人間よりも、遊び人のほうがよっぽど恩人。

 

真面目に自分を養い、きちんと生きている人だって・・・・

来世では、「ろくでなし」と呼ばれるような境遇に陥るかもしれない。

もしかしたら、前世では施しを受けるほうの人だったかもしれない。

 

今日の自分がきちんと生きているからと言って、そうでない人を見捨てても良いというのは、どうか・・・・ 

そんな話をした。

 

帰り際、彼女は言った。

「私、公務員の家庭で育って、世の中は白か黒、○か×だと教えられていたの。

大きくなる過程で、そんなことは決め付けられないと、思うようになった。

他人を認められるようになったと、自負していた。

でも、私はまだ、決め付ける部分を持って居たんだと、今日、気づいたわ。

ありがとう・・・・」

 

ええ、ありがとう・・・私こそ。

言葉をきちんと受け止めてくれて、本当に、ありがとう・・・

 

 

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あら、もしかして・・・・

あのお方も、嫌な目に遭わない様にと、親に囲われて育てられたのかしら?

 

 

 

 

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コメント

はじめまして、「ねんきんどっとネット」と申します。
http://xn--w8j3ctfb.net/

個人サイトなのですが、前柳沢厚生労働大臣の「女性は産む機械」発言から始まって、このままでは、日本社会が崩壊するのは確実なので、なんとか「現状を変えると決めて」日々、しこしことサイト更新を行っています。

詩的な文章に引かれて、つい書き込みさせていただきました。

年金や社会保障の一番大事な点は、誰もが不安なくくらせることかな?

と思って、サイト運営を行っています。

公平や、努力は大事ですが、

今の日本には、確かに、落ちこぼれが、社会に入っていく仕組みが無いですね。

そのための仕組みがないと、結果的に犯罪者が増え、殺伐とした社会になる。


なんとかしていきたいですね。

昔の安全・安心で人々の生活に希望が満ちていた日本に戻すべく、サイト運営していますので、良ければお立ち寄りください。

お邪魔しました。m(_ _)m
 

投稿: 年金どっとネット | 2007.09.13 23:17

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