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2007.09.17

敬老と栗

今日は敬老の日。

老人クラブの加入年齢はおおむね65歳以上らしい。

だけど、今年から、近隣のある地区では敬老会に招待するのは75歳以上と決めたそうだ。

65歳以上では、会場に入りきれないという。

 

そういえば、団塊の世代は1947年から1949年生まれ。

1947年生まれは来年60歳を迎える。

今から年齢を上げておこうと言うこと・・・?

今後も寿命が延び続け、老人福祉の予算が削られ続けたら、そのうち、100歳にもならないと老人と認められないかもしれない。

今年、敬老会でもてなされたのは、最後の幸いな老人たちなのかも・・・

 

栗きんとんを作った。

堅い上に甘くない栗を大量に買ってしまい、最初に作ったのは失敗作だったので、残りは3日ほど水に浸けておいた。

水に浸かった栗は甘くなると言う思い込みが私にはある。

 

小学生の頃、同級生と裏山の探検に行った。

紅葉が始まった林の中には、落ち葉とキノコの匂いが漂っていた。

リンドウや野菊を摘み歩いているうちに、茂みの中に流れる小川を見つけた。

透き通った幅1mにも満たない細い流れの中に、小粒の栗がいっぱい落ちていた。

水の中で宝石のようにキラキラ光る栗。

同級生と二人で小川に入り、濡れながら上着の中に栗を拾い入れ、家に持ち帰った。

母に頼んで茹で上がった栗は、それまで食べたどの栗よりも甘くて、美味しかった。

母も美味しそうに食べる私たちを見て、食べ始めたのだが・・・

私は同級生の手前、それが恥ずかしくて、「私たちが取った栗よ。食べないで」と言ってしまった。

その言葉がずっと胸に突き刺さっていた。

そんなことを言った自分をずっと恥じていた・・・・

 

水に浸けていた栗は柔らかくなり、ほんの少しだけど、甘さも増していた。

栗きんとんを作り、お茶と一緒にお供えする。

敬老の日といっても、もう、私が母にして上げられることはそれくらいしかない。

私は無慈悲で我儘な娘として、母の記憶に残ったまま・・・

   

私がなんとしても母親になるという努力しなかったのは、あのときの自分のせい・・・・?

たぶん、私は、私のような子供の母になることを恐れたのだ・・・・

 

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