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2007.02.02

一年検診

昨日は乳がん手術から一年目の検診。

もちろん、万事オッケー!

 

私はサプリメントのおかげで、能天気に生きているけど、病院に行くと、暗い顔の人が多い。

昨日、放射線科の待合室で待っていると、看護士さんたちの私語が聞こえてきた。

冗談を言い、笑っている。

それを聞いた同じ待合室にいた中年の男性が、付き添いの女性に、

「この病院の看護士は気が緩んでいる。こんなとこじゃ駄目だ。病院を変えるぞ」 

と、怒っていた。

看護士さんはちょうど交代の時間。

彼の言ったように、気が緩んでいたのかもしれないけど、そんなに非常識な話をしているわけでもなかった。

だけど、彼の精神はそれを許せる状態ではなかったようだ。

 

彼の身体や吐く息からはなんともいえない異臭がしていた。

不潔にしているのではなく、内臓が弱ったときの、腐敗臭に似た臭い・・・ 

自分が命の瀬戸際にいるかも知れないのに、笑って普通の生活をしている人がいるという焦燥感・・・・そんなものを彼から感じた。

私も時々、夫に言うことがある。

「私はすでに余生を生きているのだから、『また、いつか』なんて思えない」

今やりたいことは、今、しようと思ってしまう。

自分のできる限り・・・人のものを盗んでまでしようと言うのではない。

だけど、彼には、その気持ちは理解出来ないみたい。

「そんなの、明日で良いじゃん」「来年にしない?」

彼は、その明日や、来年が来ることを疑っていない。  

どんな人間も、生まれた瞬間から、すでに余生を生きていて、期限は自分には判らないのに・・・

 

今、目の前に在るものを愛すること。

縁有るものの良きことを願うこと。

それは、等しく、いつか失われてしまう肉体と言う器に入り、孤独を知った魂の旅を楽しくする。

そんなことを思うようになったのも、今が余生だと気づいてから。

だけど、実践はなかなか難しい・・・

それも、学び・・・なのかもだけど。

 

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コメント

えらそうなことを書いていますが、なかなか、私も実践しきれていないのです。
そうありたいと願うことは、そうではないということで・・・
明日にはそれが普通のことになる・・・と良いなあ。

投稿: 葛葉真紀 | 2007.02.05 19:47

精一杯生きるという意味を、
私自身、未だ良く理解し切れないでいます。

今、目の前に在るものを愛すること。
縁有るものの良きことを願うこと。
 
全くその通りだなぁって、頷きました。
色々ある毎日の中で、真理を忘れて暴走してしまう自分に
ハッとする一言でした。
ありがとうございます。

私も頑張ります。
何気ないこの日常、取るに足ら無い会話のひとつひとつも
大切にしていきたいです。
 

投稿: ちゃー | 2007.02.05 11:31

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