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2007.02.13

男たるもの

昨日の朝、テレビをつけたら、テリー伊藤氏が石原慎太郎東京都知事にインタビューしていて、つい、見入ってしまった。

話の中で、石原都知事は、故三島由紀夫氏とのエピソードを披露。

あるとき、二人は男たるもの何をすべきかをそれぞれに紙に書いて見せ合った。

二人の意見は、それについて見事に一致していたという。

 

その為すべきこととは・・・「自己犠牲」

――まあ、絶滅危惧種だわ!!

 

私は最近、母性ではなく、父性にとても興味があって、そのことをつらつら考えたりしている。

それはなぜかと言うと、今の世の乱れは「母性の欠如」によるものという通説は、ちと違うのでは、と思うようになったから。

現代において、父性は母性よりも、かなり深刻な状況になっている。

――幼いもの弱いものを守り、自分を犠牲にして・・・なんて思っている若い男なんて、朱鷺並みなんじゃ・・・?

 

そのときに、もうひとつ、腑に落ちたことがあった。

それは、三島由紀夫氏のあの死。

彼の望みが「自己犠牲」だったとしたら・・・

――彼にはあの死に方でなければならない理由が・・・・ 

怨霊の元に行くために、彼は自分の身を捧げたんだわ。

あの朝日新聞の写真を見て以来、感じていた違和感が消えた。

 

そんなことを考えながら、ニュースを見ると、安倍総理は踏み切りで女性を助けようとして撥ねられ、亡くなられた警官の名前を呼び間違えた。

その警官は50歳を越えていても、まだ、巡査部長。

亡くなってから二階級特進し、警部となった。

キャリアなら二十代で届く階級だ。

事故以来、彼を慕う住民達は花を贈り千羽鶴を届けた。

彼は夫婦喧嘩の仲裁をし、踏切を渡る老人に手を貸すなど、地域に密着した活動をし続けていて、地域の住民は声を揃えて、彼がいかに素晴らしい警官であったかを話す。

でも、そんな彼の仕事ぶりは警察組織の中では、評価されていなかったのだろう。

この国が美しい国であるためには、彼のような男が増えなければならないのに・・・・

死して尚、彼はこの国の総理に名前すら覚えてもらえなかった。

「自己犠牲」を身を持って実行した彼は、宮本邦彦さん、ミヤケさんではない。

 

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宮本さんのような男が「父性」を持った男であり、彼のような男が側にいないから、女は結婚や出産を躊躇うしかないのかも・・・ですよ、柳沢大臣。

 

 

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