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2006.08.01

「ヒトラーの予言」を読んで Ⅰ

最近、あるHPの「ヒトラーの予言」を読ませていただいている。
連絡が取れず、リンクを張ることはできないのでご容赦を。

その中で、三島由紀夫の言葉として、こんな記述がある。
「ところでヒトラーね。彼がやったことは世界中の人が知ってる。
だけど、彼がほんとは何者だったのか誰も知っちゃいない。
ナチの独裁者、第二次世界大戦の最大戦犯、アウシュヴィッツの虐殺者、悪魔……。
これがいままでのヒトラー観だけど、ほんとはそれどころじゃない。

彼のほんとの恐ろしさは別のところにある。

それは彼が、ある途方もない秘密を知っていたってことだ。
人類が結局どうなるかっていう秘密だ。
彼は未来を見通す目を持っていて、それを通じて、その途方もない未来の秘密に到達しちゃった。」

ヒトラーについては様々な書物が出ている。
故三島氏はそれを読んでそういう結論を出したのか、それとも、彼もまた・・・?


「私はあのとき、戦友たちと夕食を摂っていた。
すると突然、ある声が私に、『立って向こうへ行け』と命じた。
その声が、あまりに明瞭に同じことを繰り返したので、私は上官の命令を聞くように機械的に従い、20ヤードほど移動した。
とたんに、いままでいた場所から衝撃と轟きが押し寄せた。
そのときまで私も属していたグループの上に、流れ弾が炸裂して1人残らず死んでしまったのだ。」
(「アドルフ・ヒトラー」ジョン・トーランド著)
これは、ヒトラー自身が、イギリスの通信社特派員ウォード・プライスに語った言葉として、収録されている。

「異常変化だった。それから起こることが全部わかるように感じた。
実際わかった。人類の未来が、全て私の前にありありと見えだした。
『そうだ、その通りになる。おまえにはわかる。おまえはその力を持った』
と、“あいつ”も耳もとでささやいてくれた。」
これは、側近のゲッベルスに語った言葉。


ヒトラーは初期の頃、有り得ない戦術を駆使し、戦争に勝利していた。
それは、どうも、この「あいつ」のおかげらしい。

「あいつ」については、様々な説がある。
堕天使・魔王ルシファーという説もあるし、チベットの秘教グループという説もある。

――ルシファーの狙いは私のような凡人にも明確だけど、なぜ、チベット密教グループが?


大預言者エドガー・ケイシーすら、ヒトラーについてこう述べたと言う。
「ヒトラーがドイツの権力の座についた理由は、ユダヤ人が彼らの祖国であるパレスチナに帰るようにするためである」

いずれにしても、ヒトラーの本質はその風貌と同じ冴えない小者で、彼に憑依していたものの力が、彼を押し上げ、ドイツ国民を熱狂させたのだと言う説が多い。

ヒトラーはキリストを崇拝していた。
キリストはユダヤ人ではなく、アーリア人だと信じていた。
そして、こう述べた。(参考『永遠なるヒトラー』ヘルマン・ラウシュニング著)

「イエスの教義を決定的に歪曲したのは聖パウロである。
彼は個人的野心を秘め、巧みにやってのけた。
ガリラヤ人の目的は祖国をユダヤ人の圧政から解放することであった。
イエスはユダヤの資本主義・物質主義に対抗し、そのためユダヤ人に抹殺されたのである。」

「ユダヤ人は宗教の名の下に、それまで寛容が支配していた世界に非寛容を持ち込んだ。
ローマ人の宗教は限界を知る人間の謙遜さの表われだった。
知られざる神々への神殿までつくるほどだったではないか。
かつてユダヤ人は古代社会にキリスト教を持ち込み、破滅をもたらした。
今、また社会問題の解決とやらを口実に同じことを繰り返そうとしている。
同じ手口だ。
かつてサウロが使徒パウロに変身したように、現代、モルデカイがカール・マルクスになったのだ。」

「あいつ」によって、命を救われ、未来を視せられるようになって、ヒトラーは自分こそが、共産主義と戦い、未来を救うものであると信じ始めたのかもしれない。

そして、更に「あいつ」が彼に囁いたのは・・・

「今世紀後半も21世紀も、ユダヤが地球を支配することになる。
金も食糧も兵器もユダヤが支配する。
世界はユダヤとその代理人どものものになる。
だからユダヤを倒せ。打ち倒せ……」

彼は自分のしていることに躊躇いはなかったのだろう。
なぜなら、自分を救ってくれた全能の「あいつ」がそれを正義というのだから。

未来を視ることが出来る人間、「あいつ」と話せる人間にとって恐ろしいのは、その意図するものを人間である自分には測れないということだ。

――悪魔も天使と同じ情報を持っているのだとしたら・・・・?

その情報を基にどう行動するかは、その人間の資質にかかっている。


ヒトラーはユダヤ人を根絶やしにし、世界を救おうと考えたが、結局はそれがイスラエル建国に繋がった。
あの虐殺が無ければ、いくらアメリカが後押ししようと、あの地にイスラエル建国は有り得なかっただろう。
そして、彼が聞いた予言どおり、今や、世界はユダヤ人の手にある。

イスラエル建国により、世界は常に第三次世界大戦の危機にさらされている。
イスラエルのオルメルト首相は、つい最近、
「我々は苦痛と涙、血を流すことに備えなければならない」と国民に呼びかけた。

――苦痛と涙、流血・・・・
それは彼らの宿敵ヒトラーが彼らに与えたものと同じ。

人は悪意のためにも正義のためにも、同じものを人から奪う。
皮肉な話だ。

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「ヒトラーの予言」、その恐るべき内容については、明日・・・


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