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2006.06.30

6月の声

今日で6月も終わる。

6月になると思い出すのは「6月の声」
萩尾望都氏の初期のSF名作。

主人公の少年は年上の従姉に思いを寄せている。
彼女には7月に結婚する婚約者がいる。
だが、ある日、彼女は婚約を取り消し、6月の終わりの日に太陽系外惑星への移民団の一員として、宇宙に行くことに。
それを望都様は「外庭の芝刈り機を押す」と表現された。
少年は元婚約者に彼女を止めるようにと頼むが、彼は彼女が移民を決めた理由を話す。

彼女は、ある男と三ヶ月前に知り合い恋に落ちた。
男はその移民団の一員として宇宙に出かける予定だった。
ところが彼は仲間とともに、海洋の事故で死亡。
彼女はその欠員としていくことを選んだのだ。

最期のピクニックに出かけた先で従姉は、
「私が行く季節は6月だから、私にとっての地球は一番美しいこの季節のまま」
と語る。

何度その少年の切なさを思い泣いたことか・・・なんとも素敵な物語だった。
私の中では「6月の物語」のベスト。

だから、私は6月になるとその話を思い出す。
歳をとって、私の中にはさまざまな人生の澱が溜まっているけど、あの物語を思い出すと、あの切ない少女の時代の実らなかった恋の苦しみなどが鮮やかに甦り、溜まった澱を浄化してくれるのだ。

なので、6月は私のリフレッシュ月。
今年はハワイにも行けて、いつも以上にリフレッシュ。

――さて、来月も頑張んべえ!

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最近、マドンナの「La Isla Bonita(ラ・イスラ・ボニータ)」がとっても聴きたくて・・・何なんでしょ?


ps: そういえば、「La Isla Bonita」って、「美しい島」
   美しい島に行ってきたから?

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