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2006.06.11

怖い正義

秋田の隣家の小学生を殺害した女性が、テレビの中で怒鳴っている。
身を寄せた実家を警察と報道陣に取り囲まれて。

この映像を撮った時点では、彼女は限りなく疑わしい人だったけど、犯人と判明していたわけではなかった。
それなのに・・・

映すなといってもカメラを回すカメラマンに、彼女はそのフィルムを返せと要求し、答えない報道人にどうして何も言わないのと苛立ち、警察官にこの状況を何とかしてと怒鳴る。

彼女は確かにいたいけな子供を殺した殺人者だけど、これでは集団リンチ。

悪いことをしたんだから、正義の味方は何をしても良いということではないだろう。
苛斂誅求に正義を要求すれば、それは正義ではなくなる。

どんな場合にも、相手の人格を尊重するという態度をマスコミが取らないで、何をしても良いという態度を取り続ければ、子供はそれが正しいと思い込む。
そんな社会は不幸だ。

自社のアナウンサーが起こした不祥事には同情を示すくせに、誰にも守ってもらえない女性の過去や悪いうわさをそのまま流し、その生活ぶりを批判する。
いくら彼女が罪を犯したとは言え、それはちょっと、違うと思うよ。

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