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2006.05.15

しのぶと一から・・・

先週の週刊文春の椎名誠氏のエッセイ「風まかせ赤マント」を読んで笑った。

「しのぶと一からやりなおします」と言うタイトル。

椎名氏は七年間お付き合いしていた「ゆうこ」と別れて、「しのぶ」と付き合ったのだが、これがどうもサービス過剰で疲れると言うような本音を、過日、このエッセイで洩らしておられた。
どうも、この危機的状況を救うために、「しのぶ」の実家から手紙が来たらしい。


な~んて書くと、このエッセイを読んでいない方はかなりどろどろの状況を思い浮かべるかもしれないけど、実は・・・
「ゆうこ」も「しのぶ」もカーナビのソフト。
実家はパナソニック。
お手紙は「しのぶ」の過剰サービスを軽減させる方法のお知らせだったそうな(笑)。

その話の中で、何が私のツボに嵌ったかと言うと・・・

おいしいごはんをつくってくれさえすればよいい、と思って結婚した嫁がお茶をやるわ琴をひくわ花をいけるわパッチワークをやるわ窯をいじるわ社交ダンスをやるわホットヨガ教室にかようわでやたら忙しく、結局亭主はカップ麺を自分で作っているようなものだ。
はい・・・それは私です。
ホットヨガと社交ダンス・琴とパッチワーク以外はやらせていただきました。
今日はプリザーブドフラワーの仕入れに行ったので、ぎっくり腰の夫は1人寂しくカップ麺を食べたそうです。
わたしは「しのぶ」?(爆笑)

何か新しいものを買うと必ずイライラさせられるのは、どうもメーカーがいろいろなことをやらせすぎて、操作があまりにも複雑になり、ユーザーがその機能をうまく生かせないというところがあるんじゃないだろうか。

ほんと、何とか使えるから、「ま、いいか」と、携帯電話の説明書なんかまだ読んでいない。
きっと、あの子にはもっと凄い才能が有るんだろうけど、私のところに来たお陰で才能を発揮することなく一生を終えることになるのだろうなあ。
――なんか、携帯電話に申し訳ないような気がしてきた。

あまり必要無さそうな操作も多いけど、「この説明書は何を言いたいんじゃ?」とそのことに悩むことがある。
言葉使いからして違うんだから、仕方ないとは思っても、もう少し何とかならならないものかしらん。

――考えてみると、戦前生まれの世代は凄い!
テレビも洗濯機も掃除機もパソコンも車もない子供時代をすごし、青壮年期になってから普及したそんなものを、ちゃんと使いこなして来たんだから。


文明のギャップを乗り越えてきた世代が加齢と共に時代について行けなくなり、周りは理解できない言葉を話し、理解できない行動をする若い世代になる。
そんな時、人は恐怖を覚え、引き篭もるのでは?

老人の引き篭もりは「認知症」の引鉄になる。
そういえば・・・母はアルツハイマーになったとき、新しい記憶から忘れていったなあ。

テレビを観なくなり、掃除機や洗濯機を使えなくなり、昔のぼろぼろの服を引っ張り出して着ていた。
彼女の精神は急激に記憶の源流を遡り若返っていった。
そして、家族はそれにつれ見知らぬ人々になっていった。

隣で寝ていた父を、見知らぬおじいさんが寝ていると、騒ぐことが何回もあった。
箒で父を殴ったこともあったらしい。
10代の自分が目覚めたとき、見知らぬおじいさんが隣で寝ていると考えれば、その恐怖は理解できる。
痴漢か、泥棒としか思えなかったに違いない。


そんな母はどの年代でも、必死で、働き、家族の面倒を見ていたらしく、話をすると、「忙しい、忙しい、大変」だと嘆いた。
現実の彼女はベッドで寝ているだけなのに・・・

だから、私は人の脳や記憶を信じない。
現実と自分が信じているものすべてが現実でなくても驚かない。

そして、何かが起こったとき、それをどう受け取るかで、人は幸福にも不幸にもなれると知った。
事象は変えられないが、認識は変えられるのだから。

――いつか、私も記憶の源流を遡ることがあるかもしれない。
そのときには常に楽しくいたいものだわ。

というわけで、私は今のこの瞬間を楽しく生きようと、日々、努力している。

なので、茶をやるわ花をやるわランチに行くわしているわけで、ほほ、これはこれで大変!
ゴホゴホ・・・そういうことなので・・・そこのところ、よろしく!! 


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PS:2006.5.16
昨夜、アップしてから訂正しようとしたら、重くて重くて、二重投稿を訂正するので精一杯。
今朝、少し表現を変えた部分があります。

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