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2006.04.13

私の遺言・再読

曇りのち、時々雨。
そんな一日。

昨日、カーテンが出来上がったと連絡を貰い、生け込みの後、受け取りに行った。
ついでに本屋さんにふらっと立ち寄ったら、佐藤愛子著「血脈」の文庫本が出ていた。
全三巻の量に、戸惑って、つい、近くにあった「私の遺言」のほうを購入してしまった。

で、朝から読書。

図書館で読み飛ばしてしまった「私の遺言」は記憶に残っていなかった内容も多く、初めて読むように没頭してしまった。
佐藤愛子氏のなさったアイヌの怨念の解消と佐藤家の因縁の解消は、個人の問題のみならず、日本と言う国の霊障(さわり)の解消だったらしい。

「一人一人が自分の波動を上げることが国を救う」
岐阜の方にもそう言われたっけ。

―― 一人のすることは大事。

それをテーマに小説を書いたことがある。
陽の目を見なかったあの小説のためにも、私はもう少し頑張らなきゃ。

「私の遺言」を読み終わると、意識を失っていて、気がつくと1時過ぎていた。
――いけない、こんな時間!

隣の市の憩いの農園に行く予定だったので、慌てて出かけた。

そこは車で30分くらい掛かるところなのだが、さすが、生産地だけあって、苗物とか鉢物、樹木が豊富。
広い敷地にぎっしりと置かれている。
今度の作品展のために、花苗をたくさん買った。

それから、その市の駅前のショッピングセンターへ。
ちょうど、夕方にかかってしまったので、さぞかし混んでいるだろうと思いきや・・・
数えるほどしか人がいない。

15年以上前に来たときには、物凄い人だったのになあ・・・
普通、こういう店は山と野菜や果物が積まれているものだけど、そこは一段しか置いていない。
魚や肉も、種類・品数ともに少なくて、がっかりだった。
ついでに、併設の専門店も覗いてみたが、閉店セールをやっている女性服の店ですら、客はいなかった。

栄枯盛衰、諸行無常・・・
ピカピカのショッピングモールがぼこぼこ出来ている中、リニューアルもせず、天井のパイプむき出しのような店は、敬遠されるんだな。
ちょっと、努力不足なのかもしれない。


家に帰り、カーテンを替えていると、生徒から帰りに寄ると連絡。
霊感のある彼女と「私の遺言」の話をして盛り上がる。
そこで、最近夫に起こっている話をした。

*** 

風呂に入っているとき、私が玄関から出て行って、庭で何かをしているような気配がしたらしい。
その時、私はテレビを観ていたのだが。

私が洗面所にいると、居間にいた彼が急に現れ、「どうした?」と訊く。
どんどんと壁を叩く音が聴こえたとさ。

本を読んでいると、「なに?」と隣で新聞を読んでいた彼が訊く。
「何って?」
「今なんか言ったでしょ?」
「いんや」
「女の人の声が聞こえた・・・」
――誰、その女?

***

「あの人、その前の日に、ここから引っ越したいって言ってたの。
それと、お前は馬鹿なことばっかり言っているって」
「馬鹿なことって?」
「霊の存在とか。そんなのあるはずないって・・・」
「やっぱ、それが原因ですよねえ」
彼女は察しが良い。

佐藤愛子氏の不思議は北海道に別荘を建てたときから始まり、20年以上続いたらしい。
うちはいつから始まったのだろう・・・

佐藤愛子氏は涙ぐましい努力をなさって、霊を浄化された。
私は何もしていない。
何をどうすれば良いかもわからない。

――困ったことだ。

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