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2006.01.27

営業

060127xここ数日、日中は陽が差し込んで暖房が要らないような陽気だったけど、今日は曇り空で寒かった。
昨日は豊橋のY子と名古屋のMちゃんが見舞いに来てくれた。
彼女達は家の掃除やキッチンの片づけをしてくれた。
助かったけど、ちょっとショックなことも。

「あれ~、もっと痩せているかと思ったのに~」
――悪かったね、デブのままで。

「なんか前よりも顔色もいいし、前よりもコロコロしているよ」
――ドキ!

そう言えば、この前買い物に行ったときに知り合いに出会ったけど、病気と気づいてくれなかった。
夫が「朝、起きなくていい」と言ってくれたのを良いことに、サクラと朝寝をし、一日、ゴロゴロしていたせい?
ど、どうしよう・・・

いやいや、そんな安楽な生活も昨日まで。
今日のレッスンを皮切りに、また、忙しい日々が始まる。
寝ているわけには行かないから、なんとかなるって。

仕事が入るたびに思い出すことがある。
それは去年の10月頃のこと。
ある日、花の仕入れに行ったら、白に微かにサーモンピンクのボカシが入った、それはそれは上品で可憐なカーネーションがあった。
注文用の花はすでに購入している。
でも、その花に魅入られてしまい、つい、大きな束を買ってしまった。
家に帰り、床の間にその大きな束を投げ入れし、「ばば(母のこと)、この花、ばばに上げるね」と心の中で呟いた。

ところが、花束を組んでいるうちに、どうしてもそのカーネーションの色が欲しくなり、床の間から少し失敬した。
思ったとおり、花束は一段と良くなったのだが・・・

その夜、母が夢に出てきた。
「なんで、私の花を盗った?」
怒っている。
夢の中の私は必死で言い訳している。
「ごめん、だって、あれが入ると良くなると思ったの。
私の仕事だから、評判が良くないと困るのよ」
怒っていた母は、ちょっと考え、
「そうか、お前の仕事なのか・・・判った。
じゃあ、お前の仕事を売り込んであげるわ」
「え?」
「みんなにあんたの花を買うように言ってあげる!」
「そ、それは・・・どうも。 よ、よろしくです」

目覚めて、ベッドで笑い転げた。

ところが、去年の暮辺りから、結構忙しい。
思いがけない注文を頂くこともある。
そんな注文を頂くたびに、あ、これも母が営業してくれたんだわと可笑しくなる。

母は私と違って、初対面の人とも打ち解け、とても他人に可愛がられる人だった。
――あの愛想の良い笑顔で、あちこちに売り込んで、仕事を取ってきてくれているんだわ。
そんなことを思うと、とても幸せな気分になる。

そんな母なので、いつか、あなたのところにも営業に行くかもしれません。
その時は、よろしく!!

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