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2005.11.06

火に油?

051106x朝から時折激しい雨が降っていたが、夜になって嵐になった。
こうやって座っていても、窓ガラスが震え、ギューンという風の音が聞こえる。

ここ数日、あまり報道物を見ていないので、世の中何が起こっているのかさっぱり。
たぶん、楽しいことも無いのだろうと思ったが、テレビを観た。

ぱっと出たのは、NHKの記者が放火したという報道。
なんと、同じNHKのアナウンサーが淡々と話している。まあ、お気の毒・・・

――これで受信料の不払いがまた増えるよなあ・・・

NHKは小手先の対応で、なんとか一連の不祥事に対する逆風を乗り越えようとしている。
そればかりではなく、不払い者に法的措置をとろうなどと、呆れたことをしようとしている。
その矢先のこの不祥事だ。

火に油?
熱した油に水?
水にドライアイス?

まあ、それくらい収拾のつかない賑やかなことになりそう。

たぶん、放火をした記者は優等生で生きてきて、鼻高々で天下のNHKに入社したのだろうけど、ちょっと挫折して、自分を立て直せずにストレスでこんなことをしでかしたのだろう。

そんなひ弱な一記者がぐらぐらしている大NHKの屋台骨を倒す最後の一押しをしてしまったかもしれない。

私はNHK は潰れるべきだとは思わない。
国家が放送局を持つのは大事だと思うし、CMのスポンサー、視聴率に左右されない番組を作ると言う使命も認めている。
だが、今の大組織・NHKは無駄そのものに見える。

受信料は200円くらいにして、年払いで2400円くらいが適当なのでは?
その額で出来る範囲の仕事をすればよいのだ。
べらぼうな制作費や経費を使い、足りなきゃドンドン受信料を値上げすればよいなんて大間違い。
他の役所も同じだけど、お金を集めすぎるから、変なことや余計なことをしてしまうのだ。

今回の事件後に会長は三ヶ月間給与30%、副会長は10%のカットを申し出たらしい。
地方の、たぶん面識も無い一記者の責任を取ると言うのも片腹痛い話だと思うが、さすがに事は「放火」。
それで済むかどうか・・・

――放火と言えば、火付け盗賊改方長谷川平蔵を思い出すなあ・・・

池波正太郎の簡潔で的を得た文章で描かれた平蔵は、とても渋い「漢」だった。
あんな大人が世の中にいるのだと信じていたけど、そこいらにはあんな人はいないね。
平蔵とは正反対の大人の男は多いけどね。
まあ、姑息で人を平気で裏切ると言うのも、人間の一面なので仕方ない。
ただ、人生の通信簿は見えなくてもちゃんと日々記されている。
いつか渡される時が来るのだ。

話がそれたけど、江戸時代、「火付け」は磔で火あぶりの刑だった。
恋しい人に会いたくて火をつけてしまった八百屋お七も、16歳(17歳?)で火あぶりの刑に処されている。
そのころは放火犯の家族も所払いになったらしい(そんな記事を読んだ記憶があるのだが、確認できていない)。

今度のNHK記者はもちろん、火あぶりにはならない。
だが、これからは一生その行為を背負わなければならない。
家族も所払いにはならなくても、何かにつけて肩身の狭い思いをするだろう。

彼の放火で、直接の死者が出なかったことだけが救いだが、それもどうなるやら。
今後、NHKに対する風当たりがもっと強くなった場合、間接的な被害者は必ず出ることになる。

彼は自分が何をしてしまったのか、まだ、気づいていないだろう。
それに気づけるくらいなら、こんなことはしない。
彼が受けてきた教育(学校教育及び家庭での人間教育)は、自分の行為が世の中にどのような波紋を及ぼすのかと言う視点を教えていない。
ちまちまと目先の損得ばかりを教えるような教育では、それに気づくことはない。

人間の行為は、自己完結できない。
自分のすることは、いつか、誰かを殺すことも、地球を壊す事もある。
その恐ろしさを、少し、考えるときが来ているのでないか?

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そして、人間のすることは、誰かを慰め、誰かを救い、地球のためになることも有る。
悪い芽も良い芽も、一人の人間の中にちゃんと在る・・・

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