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2005.11.07

ダイエット・ワンコ

今朝、サクラを病院へ連れて行くために近所の路地を走っていたら、突然、大型の鳥が草むらからドタバタ早足で飛び出してきて、道路を横切り、反対側の草むらに入っていった。
それを避けるために急ブレーキをかけ、見送ったのだが・・・

――うわ、キレイな羽!
朝日に照らされ孔雀のような光沢の羽が光る。
そこは捨てられた鶏がたむろしている場所の近くなので、鶏の雄かと最初思ったのだが、雉だった。
――そっか、ここにも住んでいるんだ。
   それとも、我が家の下の原っぱから遠征してきたの?

我が家の崖下の原っぱに住んでいる雉は、夜中に突然、バタバタバタ(羽ばたきの音)ケーン、ケーンと啼く。
真夜中にもやってくれるので、結構迷惑。
この前、起こされたのは夜中の二時だった。
もしや地震が来るのかと、しばらく眠れなくて大変だった。

彼らは番(つがい)のようで、たまに、雌雄一緒に坂道を歩いて、家の前まで来たりもする。
そんなのと道で出くわした日にゃ、こちらがドギマギ。

――気づいていない振りをしたほうが良いのだろうか?
  それとも、微笑みかけ、害を与える意思が無いことを伝えるべきなのだろうか?

悩んでいるうちに、雉たちはこちらに見向きもせずにさっさと通り過ぎる。


で、着いた動物病院。
ハンサムで長身の獣医師が眉を顰める。

「サクラちゃんはこのままでは、病気になりますよ。
後2キロ、少なくとも1キロは減らしてください」
彼は怒っている。
標準体重が3キロ未満のヨーキーなのに、5キロ以上もあるサクラ。
1キロと言うと、全体重の五分の一。
結構なダイエットだ。

「はあ、そうしたいのは山々ですが、もう、この娘ったら、食べるまで吠え続けるんです」
私も一応、言い訳する。

「じゃあ、ドックフードを一粒ずつ上げてください。
あなたが強い意志で対処しなきゃ、サクラちゃんは腎臓病から、心不全、重みによる足の負担での寝たきり、なんて、ことになるんですからね!」
仏壇屋さんの息子だけあって、彼の暗い表情は鬼気迫るものが・・・
「は、はい、頑張ります」

ということで、動物病院でしか扱っていないと言うヒルズのダイエットドッグフードとサクラを小脇に抱え、外に出た途端、サクラを落としてしまった私。
サクラは落ちていくときに呆然としていて、どたんと道路に落ちても何が起こったの解らなかったようで、キャンとも言わなかった。
「うわっ、大丈夫か?」
慌てて抱き上げたのだが、何のことやら解らないらしい。
ポテポテ背中まで付いている肉がクッションになって、事なきを得たようだ。

と言うわけで、今日は美味しくないダイエットフードを、一粒ずつ与えられたサクラ。
食事の途中で二階に行き、ベッドで不貞寝してしまった。

物凄く怒っているみたい・・・

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きっと、あの獣医さん、私にもダイエットを勧めたかったに違いないと思う。

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