« リ・ボーン | トップページ | グリコな日 »

2005.09.09

新・貴公子

このところ嵌っていた「新・貴公子」が終了した。
当然、ハッピーエンド!
愛についての名言でいっぱいのこのドラマには泣かされたわ。
つい、空港に行きたくなるくらい。(行ってどーする?)

三人の狂言回し役、監督、カメラマン、秘書が良かった。
「寅さん」の「とらや」一家のような感じ。
とらやの一家が何時も寅さんを心配しているように、彼らも何時もヨンナムとスジンを心配している。
脇役として正しい姿だわ。

そして、悪役の潰れかかったコンサルタント会社の社長&その会社の室長コンビも素晴らしい。
途中までは緻密な悪巧みをしていたのに、途中からなんか甘くなって、このコンサルタント会社が潰れそうな理由も納得だわ。
彼らのことは「信頼できる『悪人』」と毎日がキャバリアさんが書かれているけど、まさにその通り。
(ちなみにこちらのページでは「新・貴公子」についてかなり詳しく書かれています。
見逃した回はこちらで穴埋めさせていただきました。ありがとうございます)

私が素敵と思ったのは会長。ヒロインの頑固なお父さん。
最初はこんなで良く大会社の会長が務まるものねと思っていたけど、だんだん人格者になって行った。
どこかの会長からクレームでも入ったのかしら?

韓流にはわかりやすい正義があり、わかりやすい悪があり、まっすぐな愛があり、ハンサムなヒーローと美しいヒロインがいる。

日本のドラマはあまりにも複雑で、あまりにも、どろどろで、すがすがしさが無い。
ハンサムとされる人たちも、なんか中途半端。
美輪明宏氏がどこかの番組で、製作サイドに美男子に対する嫉妬があって、美男子をすがすがしいヒーローに出来ないでいる、みたいなことを言っていらしたけど、そう言うこともあるのかしら。
思いっきりの美男子だった美輪氏にはそう感じられることがあったのかしら。

物語がめでたし・めでたしで終わらない事は誰でも知っている。
めでたしの後に、悪しき事が起こり、ぐちゃぐちゃになり、また終焉していくと言う繰り返しが人生。
だけど、悪意ばかりでもない美しい世界を見せて、視聴者に望みを持たせるのも大切だと思う。
そして、そう言う美しい世界に感銘したなら、自分が一つでも実行しようとするのも大事。
そう心掛けていかなければ、ハリケーン後のアメリカの悲劇がこの国でも起こってしまうことになる。

ドラマは好きとか嫌いだけでは成立しない。
そこには障害が必要。
だが、今の日本には飛び越えられないハードルは無いものとされている。
だから、ドラマは平坦な泥沼を見せるか、死と言う絶対に超えられない壁を利用するしかない。

泥沼では誰も他人を救えないので皆が沈んでしまうし、死んでしまっては、ハッピーエンドにはならない。
なかなか難しい。

でも、考えれてみれば、ドラマにならない時代に生きているということは、本当に幸せなこと。
それに感謝しないから、狭い範囲で足の引っ張り合いをしているんだろうなあ・・・

c-rawumber ←さて、今日のブログランキングは?
 ポチっとしてね


|

« リ・ボーン | トップページ | グリコな日 »

コメント

シェリーさん、コメントありがとうございます。
ほんと、良かったですよねえ。
「ホテリアー」も「ローズマリー」もなんとなく敬遠して観ていなかったのですが、こんどは正座して観ることにしますわ。

投稿: maki kuzuha | 2005.09.11 00:10

こんにちはー!

>愛についての名言でいっぱいのこのドラマには泣かされたわ。

そうなんですよね~。
この二人だと、どんな台詞もすんなり受け入れられちゃう。私も、最終回は大泣きしちゃいました(笑)

単純明快なラブコメ路線がいいのだと思いますが、ヨンナム役のキム・スンウ氏の素に近い(多分)演技が、人間味溢れていたからだと思います。
彼主演の「ホテリアー」もよかったし、「ローズマリー」も、素晴らしいらしいので楽しみです^^。

投稿: シェリー | 2005.09.10 19:10

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 新・貴公子:

« リ・ボーン | トップページ | グリコな日 »