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2005.03.06

諸行無常

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最近の世の中の流れを見ていると、思い浮かぶ言葉。
「諸行無常」

 
70歳を超えた堤氏(あえて容疑者とは呼ばない)が獄に繋がれているというのは、彼のやったことからすれば、当然と言われるかも知れないが、なんとも、お気の毒だ。
そんな年になって、あんたはいけない事をしたんだと言われてもなあ・・・
ずーと同じことしていたのに、見過ごしていたほうの責任はどうなんだ?

何故、今、こういう状態になったのか?
なにがこの事態に働いているのか?
どこで、力関係が変わってしまったのか?
たぶん、いつか判るだろうけど、それは決して美しいストーリーではないように思える。

さて、だからといって、これからの堤氏が不幸かと言うとそれはまた別な話になるかもしれない。

あれこれと彼への怨念や不満をマスコミに語るような人たち、彼のためになることを言わず、黙って不平不満を募らせ、隙あらばと狙っていたような輩・・・そんな人に囲まれていた今までの彼。
決して幸せな人生ではなかったはずだ。

今度のことは、彼から金や権力を奪ったかもしれないが、そういう怨念をも浚ってくれた。
これは福音と捉えるべきだろう。

(天国の話)
金や権力を失くした彼について来る人がいたなら、そう言う人こそが彼に幸せをもたらす人だ。
もう、金で買えるものにこだわるのはやめて、父親からの呪縛も抜け出して、自分の真の人生を求めればよい。
かつて、諸行無常を感じて、出家した多くの先人達。
その例を見習って、どこかに庵を結んで、好々爺になるのも良いだろう。

(地獄の話)
自分の真の幸せを感じたときに、初めて、彼は自分が傷つけた多くの人々、自殺してまで彼や西武を守った従業員、彼の好色の犠牲になりトラウマを抱えて生きた女性達に思いを馳せることができるようになるだろう。
真に反省すれば、たぶん、獄に繋がれるより辛いことになるはず。

その天国と地獄から、彼の真の人生が始まると思うのだが、はたして、その境地に彼は達することができるだろうか・・・

c-rawumber
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コメント

南さん、TBありがとうございました。
凄く凝っているブログですね。
感心してしまいました。

金がもうかったり、自分に都合の良い願望を実現するための冥想は、ここでは語らない。もうそんな時期ではないように思われるからだ。


瞑想はしたことがないのですが、私も自分に都合の良い祈りをしている場合ではないように思います。
地球と言うひとつの器の中に在るものとして、この世界のために何が必要か、自分はそのために何を為すべきか、を考える時期が来ているのだと思います。

投稿: makiko kuzuha | 2005.03.09 22:17

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