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2005.01.16

鬼の休日

1031405ll今日は薮入り。
丁稚(デッチ)が一年に一度、実家に帰れる日。
働いている都会から、藪のある田舎へと行くので、薮入りと言うらしいです。
(この瞬間、「丁稚ってなに?」と聞いたあなた。もしかして、10代?)

えーっと、あれです。
丁稚とは商人・職人の家に雇用された少年。
10~12歳で雇われ,16~17歳で元服するまでの約5年間は丁稚と呼ばれたらしいです。
以下はこちらからの引用

子供・坊主・小僧,職人の家では仁蔵・徒弟とも呼ばれた。最初は特定の仕事を与えられず,掃除・子守・炊事手伝いなどの雑用に従い,長じて走り使い・荷造りや店内の雑用を,手代・若い衆ら目上の指図を受けて働いた。
夜は読み書き・そろばんを家人や先輩から学ぶなど,丁稚の期間は労働力であるとともに,基礎的な職業訓練と学習の場も与えられた。
しかし無給で盆と正月にお仕着と僅かな小遣いが得られるのみで,雇い主は丁椎の教育・病気治療・生活監督の責任を負う義務があった。
呼び名は本名の頭字に吉・松・どんを付けたが,江戸の三井越後屋では之助,白木屋では吉・郎・之助を付けるなど,店により違った。元服をすると若い衆となり,手代・番頭へと昇格していく。
徒弟制度をまた丁稚制度と称するゆえんである。

10歳と言えば、小学三年生くらい。
貧しい時代、子供は自分の生き方を選ぶことも出来ず、そんな年から、自分の食い扶持を自分で稼いでいたんですね。
――そんな民族の子孫が、働く意味を見つけられないとプーになり、親に養って貰っている。

まあ、今、生きている子供には「丁稚だった記憶」など遺伝していないのですから、仕方ないですけれど・・・

最近は、おじいちゃんの苦労話などに、耳を貸す子も、孫もいないようです。
私も実際、両方の祖父たちの記憶はないし、父方の祖母とは物心付いてからは一回しか会っていないし、母方の祖母は、お姫様(なんでも湯浅と言う紀州の旧家の娘だったそうです)だった上に、九人も産んだ子供には何十人と言う孫がいたので、私なんかに目もくれませんでした。
母とはよく話しましたが、父親と話したのはほんのうわべの話だけでした。
(その点については激しく後悔しています)

このブログを読んでくださっているあなた、おたくにご老人がいるなら、一度ゆっくりと、彼や彼女の人生の話を聞くのをオススメします。
偉い人の講演会に行かなくても、自分の家に、もっと凄い人生を語ることが出来る人がいるかもしれませんよ。
彼らは、高校にも大学にも行っていないかもしれませんが、学校では学べない人生の機微を身に付けているはず。
理屈ではない、先人の生きた話に、少し耳を貸したほうが良いと思うのですが・・・いかがでしょう?

おじいさんやおばあさんの話を聞きながら、果たして自分は子孫に語れる人生を送っているかどうか、反省するのも、また、良いかもしれません。
私の場合は、語る相手がいないから、こうやって、ブログっています。
ま、これが果たして語るに足る内容かどうかは・・・??ですけどね。

まあ、今日は薮入りだし、閻魔参りの日でもあるから、今日を「老人の話を聞く日」にしても良いかも。
閻魔参りの日って、地獄の釜の蓋が開いて、亡者も鬼もお休みなんですって。
おじいさんやおばあさんがどんな話をしても、鬼は来ない(笑)ので、安心して話せると思いますよ。

それにしても、亡者や鬼にも休日があるんですね。
今頃、温泉に入ったり、肩にサロンパス貼っていたら、笑える・・・?


c-rawumber
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コメント

あやめ様
コメントありがとうございます。
私は自分の家系に詳しくないので、嬉しかったです。どこの系統になるんでしょうね?
「私達は湯浅の血筋しか引いていないけど、あなたたちは湯浅と葛葉、二つの紀州の古い家の血を引いている。これは大変なことなんだよ」
と、姉が母方の叔母達にいつも言われていたそうです。
確かに家計図を見ると両方ともかなり古い家ですね。
葛葉のほうは1002年以前からの家系図が残っていますし。
でも、現在では血筋によるメリットがありませんけどね。(笑)
叔父様の話、いつか教えてください。

投稿: makiko kuzuha | 2005.02.16 20:13

はじめまして

湯浅家のお血筋を引いていらっしゃるんですか?
平安末期から知られている旧家ですね、恐らく紀州で最も由緒ある氏族です。下記を参照
http://www2.harimaya.com/sengoku/html/yuasa_k.html">http://www2.harimaya.com/sengoku/html/yuasa_k.html
わたしも中学生のころ同居していたお婆ちゃんの話を、もっと沢山聞いとけばよかったと後悔してます。せいぜい今居候させてもらってる叔父(71歳)の話を、書き留めておきたいなとか思ってます。

投稿: あやめ | 2005.02.16 14:42

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