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2004.12.23

思い出プレゼント

前回の御題にトラックバックしたところ、傑作選に入れてくださったので、気をよくして、今回の「思い出のプレゼント」にトラックバックしてみましょう。

フジテレビの「ラストクリスマス」はまるでコメディのような結末。
雪の中の結婚式。
えー、確か不治の病のような話をしていなかったっけ?
なんで、あんな寒い中で病み上がりの人があんな薄着でいられるの?
と、突っ込みを入れた。

――あれ、でも、なんか、デジャヴュ? 

昨日、押入れの掃除をしていて、昔のアルバムを見つけた。
結婚式の写真。

――わあ、若いなあ。それにしても、寒かったなあ・・・あれ?

真っ白な雪に敷かれた真紅の絨毯。
その上で微笑むウエディングドレス姿の美女(?)って・・・いうじゃない!

「この時季、雪は降りませんから」
式場の係の女性は確かにそう言った。

例年より10日以上早い積雪、しかも牧師さんが乗った列車が豪雪のため、運休するかもなんて日になるなんて・・・
結婚式をする山の中の静かな教会が、ゲレンデから帰るスキーヤーの通り道になるなんて・・・
だれが想像したでしょう?

雪は降り止んだものの、山ほど積もった雪の中で、震えるウエディングドレス姿の矢田亜希子な私。
ほーんと、寒かったし、雪の上の絨毯をヒールの高いパンプスで歩くのって、大変だった。


そんな結婚式からだいぶ立つ。
が、夫は今でも、折に触れ、ちゃんとプレゼントをくれる。(偉い人だ)
でも、私は彼の誠意を踏みにじることが多い。
あの物干しロープとか、太って入らなかった洋服とか、落として割っちゃった紅茶カップとか、まあ、いろいろ・・・

で、一番後悔しているリアクションはというと――

付き合いはじめてすぐの頃、夫は迎えに来てくれた駅で、真っ赤なバラの花二輪の花束を差出した。
「何、これ?」
「付き合って二ヶ月目だから」
「わあー、キザでやんの!」
嬉しかったのに、気恥ずかしくて、つい、そんなことを言ってしまった。

それ以来、彼は花をくれない。
たぶん、二度とやるもんかと思っているに違いない。

――でも、まあ、私の心の中で、あのバラは今でも咲いているから、いいや。

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c-rawumber
よろしく!

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