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2004.11.11

成長するキングダムに

私はおばさんの癖に引きこもりに近い生活をしているので、世の中の事が良く分かっていない。

今日、「社長日記」を覗き、リンクのところにある「切込隊長BLOG――俺様キングダム」にもふらふらと出かけてみた。

切込隊長は山本一郎と言うお方らしい。
イギリス在住の山本一郎氏から名前を使われたという苦情の書き込み(?)があった。
(山本一郎って全国に何万人もいそうだけど・・・)
今回の「社会の『8合目に来てる』と思った瞬間に、人は転げ落ちるものである」でも、「私の誕生日を一緒に祝ってください」と知らない女性からケーキを宅急便で送りつけられたようなことが書いてあって……
有名人って大変なんだ。つーか、面白すぎる。

私はこの人を良く知らない。(それは隊長にとっては誇れることだと思う)
こんなおばさんに良く知られているようじゃ、隊長的には世も末だろう。

今回の記事は、トラックバックされた方へのお返事のようで、「そこまで思い上がっちゃいない」としている。
そのやり取りはともかく、

経済的にどうであるかよりも一人の人間として語るべきものの何たるかというものの重みというものは強く感じる

一人の人間として語る言葉――人それぞれに言葉は在るのだろうが、誰からも誤解を受けずに言葉を語るのは、思いの強さも必要だが、どちらかと言うと技術的な問題でなかなか難しい。
誤解されたくなくて、人は黙り込むことが多い。
語ることの難しさを、隊長は知っているのだろうなあ。


今回の文章をよんで、この人のキングダムについて考えた。

人はそれぞれの王国の王様。
王は自国の繁栄と平和のために、周辺国とうまくやらなければならない。
それはどんな状況においても大切なことなこと。王たるものの務めだ。
そして、自分にやれることに全力を尽くす。
口で言えば簡単だけど、それを実行するのはなかなか・・・
真の独立は辛いものだ。どこかの属国でいるほうが楽だし考えずに済む。

で、このキングダムはかなりの独立国のようだ。
自分の孤独な過去が自分の王国の基礎に在ると王は自覚している。

人間は所詮、自分の経験から想像力を働かせ、目の前に広がる様々な方向に伸びる道のひとつを選び取って歩むしかない。
「そこまで思い上がっちゃいない」とは、彼の山が、まだ、盛り上がり続けていて、そこが何合目なのか予測も付かないということなのだろう。
何合目と、はっきりと分かるのは成長しない山だからだものね。

もうひとつ、心に響く言葉を見つけた。

私たちの生きる社会は永遠の相の元にあって、一個の人と言うものは単独で存在せず、過去に繋がる脈々とした知性の延長線上に存在している

私はそのことを言いたいために、去年、ある小説を書いた。
それは江戸川乱歩賞の一次しか通らなくて、陽の目を見ることはなかったのだが・・・
今日、この文章を読むことによって、この前から自分の中に発生していたガスが、次の星雲になるべく渦巻き始めたように思う。

事象や言葉はその受け取リ手の経験や人生観により、まるで異なるものになってしまう。
私が受け取った言葉は、隊長の意図するものとは違うのかもしれない。
私がどう受け取ったかなど、隊長には何の関係も無いことなのだが、勘違いおばさんとしては、自分の言葉で少し語ってみたくなった。

私も自分の王国の女王だからさ、つい、言いたいことは言ってしまうのだ。

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