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2004.11.24

宿題の無い休み

大人になって一番嬉しいのは宿題のないことだと、ラジオで誰かが話していた。
その点で言えば、今日は大人を満喫した日だった。

お昼、若い生徒とランチ。
お寿司とでっかいエビフライと茶碗蒸しとてんぷらと土瓶蒸しと大根サラダのコース。
その後、デザートで白玉ぜんざい。
今日で、脂肪細胞はかなり膨らんだね、間違いない。

彼女達は「ハウルの動く城」を見に行ったらしい。
評論家は押しなべて「?」か「ブー」の評価だったので聞いてみると、
「ハウルがかっこよくてため息が出た」
「とても面白かったよ」
とのこと。

そうなのだ。
最近、評論家とか論説委員、見識者の言うことが、どうも腑に落ちない。
今のマスメディアって、なんか、一般ピープルと乖離していると思うぞ・・・と言うようなことを話した。

その後、おしゃれな雑貨屋さんをぶらぶらして、可愛いサンタのピック付きキャンドルを購入。
これは12月のレッスンに使うため。
お店の人はあまりにたくさん買ったので驚いていたけど、良いものは目に付いたときに買わないとすぐに売切れてしまう・・・

生徒達と別れた後、小型のビニールハウスを買いに、近くのリビングセンターへ。
花屋さんで売れ残ったブーゲンビリアやシクラメンを捨て値で買ったのはいいけど、家の中に置けなくて、ビニールハウスに入れることにしたの。
こんなに寒くなってきたのに、シクラメンはいっぱい蕾を伸ばしているし、ブーゲンビリアなんか、何を思ったのか咲こうとしている。
放っておくわけには行かない。

放っておくで思い出したが――
家を片付けたいと思うのだが、どう考えても、根本的に部屋の配置換えをしなければ、今の混沌を整理できそうも無い。
私の仕事のために、もう少し、何とかしたいのだが、自分だけの考えで出来ることではないので放置している。
で、こんな日には遊んでしまって何もしていない。
ま、良いのだ。
私の休暇は期限が無いし、宿題があったとしても、採点するのは自分なのだから、甘い点を付けるさ。
でも、問題は、宿題を探し出すことなんだな・・・宿題をすることじゃなくて。

ここまで書いたところで、ニュースが始まった。

また、子供が両親を殺したらしい・・・
教育一家の男の子・・・大きな宿題を自ら背負ってしまった。

昔、口減らしのために親を山に捨てに行く孝行息子の物語があった。
愛する母親を捨てられなくて、逡巡する息子。
息子のために自らを犠牲にしようとする母親。
そんな親子関係はもう無い。

子供が親を殴り殺し、親が子供を飢え死にさせる時代。
この物が溢れている時代に、心は飢えて死に掛けている。

私はこの前、革命を起こすには情報さえ与えればよいと書いたが、これがその悪い力なのだ。
「情報=言葉」の威力をもう少し恐れたほうが良い。
どの世代の誰もが、多方面から情報を得ることが出来る時代には、親も子も、同じ屋根の下で違う言葉を話していると思ったほうが良い。

同じ屋根の下に住み同じようなものを食べ、同じようなものを見ていて、隣に寝ている人間が、自分と同じ人生観を持っていない。
そんな時代は、やるせないなあ・・・

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