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2004.08.18

七不思議 2004.7.22

さて、今日はうちの元気な花たちのことをお話しましょう。
私は花の教室をやっているにもかかわらず、うちはガーデニングなど一切しておりません。
というのには、いろいろと事情があるのですが……それもついでに。

 我が家の七不思議のはじまりはじまり――

その1
うちの庭には悩みの種のノウゼンカズラがあります。
あのオレンジの花が遠めに見ると綺麗なので、家を建ててすぐに、苗を植えました。
ひょろひょろの苗でしたので、何とか根付いてよかったと思う間もなく、そいつは権力闘争に打って出ました。
とにかく、伸びようと努力して、家の壁に這い上がろうとするし、延々と伸び、隣にまで行き、それに飽き足らず、とうとう、駐車場の舗装を破って出てきました。
もちろん、気がつくたびに切っていたのですが、切っても切っても、そこここに、根をつけ、今では、多分10数株になっているはずです。
そのうえ、許せないことに、こいつは花をつけないのです。
やたら、青々した葉っぱばかり茂らせて伸びる、とんでもないやつでした。
ところが、今年はどういうわけか、数個の花をつけました。
10年来咲かなかった花が咲くと言うのは、少し、怖いものがありますが、とにかく咲いたことで、今年こそ、根絶やしにしてやろうと思っていたのを、懐柔されてしまいました。

その2
9月にしか咲かない百日紅
百日紅って、7月くらいに咲くものなのですが、うちの百日紅は9月から咲き始めます。
しかも、子供を山と作ってくれます。
毎年、気がつくと小さな百日紅が2.3本出来ているのです。
ほとんど根元まで切られたこともあるのですが、それでも、すぐに5メートルくらいの木になります。
その百日紅が、今年はなぜか、7月に蕾をつけ、もう満開です。
つまり、今年のうちの庭には異常がいっぱい、と言うことなのです。
ほかの家では正常なんでしょうが……

その3
切っても切っても伸びる何だかわからない木。
その種類の特定が出来ないのです。榊のようで榊でなく、ヒサカキのようでヒサカキでもない木。
葉っぱのギザギザが無いので、たぶん、榊だと思うのですが……
もう、5回は切られていると思うのですが、(うちには鬼の剪定係がいます)、今は3m程の高さになっています。
青々した葉の立派な常緑樹です。ひらひらした落葉樹のお供もついています。
それが、うちの東北の隅に生えたのですが、うちは造成地なので、どうしてそこに来て、そんなに強情にそこに居るのか不思議。
そのほかにも、植えた覚えが無いのに何時の間にかいるものばかり。
表紙の黄色い花や、鉄砲ユリ、ノバラ、南天、ついでに松。いったいどこから来るのやら。
そんな脈略の無い植物に占領されているので、うちはガーデニングどころではないのです。

その4
二年ほど前、5mほどの大蛇が出ました。アナコンダではありませんよ。
隣のおじいさんによると、たぶん、青大将だろうと言うことでした。
5mって測ったのかと云われそうですが、うちの横の道幅が5mなので、その、道幅いっぱいの長さの蛇は、5mということです。
一番太いところの直径はバイクのタイヤくらいでしたね。
その蛇が伸びに伸びたノウゼンカズラの影に居たとき、私は誰がタイヤを捨てたのかと、一瞬、疑いました。
それが、ずるっと動いたとき、思わず、悲鳴をあげたのはいうまでもありません。
その蛇はうちが気に入ったようで、しばらく、うちの前に居ました。
出かけようとドアを開けて、蛇の尻尾の先が見えたときには、心臓が止まりそうでしたよ。
怖くて出られなくて、仕事に行けませんでした。
蛇は数日後にはどこかに行ってしまいましたが、後日、近所の奥さんに言われました。
「お宅、蛇飼っているの?」
うちの二つの門柱とその間の門扉に、まるで、あの幼稚園の折り紙を丸めて繋げたガーランドのように、蛇飾りがあったそうです。(あー、見なくて良かった)
昔、子供の頃、早春、花を探して山道を歩いていて、ふっと気配を感じて振り返ると、何十、何百と言う蛇が、塊になっているのを見たことがあります。
悲惨なことに、それは一本道で、帰りもその横を通らなければならなかったので、息を止めて走り抜けました。
そんな私ですから、蛇の夢など、数え切れないくらい見ています。
が、少しもいいことは無いし、お金持ちにもなれません。蛇の夢は縁起がいいと言うのは嘘です。

その5
ある朝、新聞を取ろうと、門に作り付けのポストに向かって歩いていました。といっても、狭い敷地のこと、歩いて3.4歩です。
なぜか、そこで、視線を感じました。見回しても誰も居ません。
でも、なぜか、ぞわっと寒気がして、ポストの新聞を取り、ふっと、視線を落とすと、なんと、そこには……
門のタイルの隙間ごとに、カエルが入っていました.。
豆粒のように小さなカエルが、数えることも出来ないほどびっしりと……書いていてもぞっとする光景です。
もともと、小さな丸いものがたくさんと言うのは気持ち悪いのです。筋子も時々、いやな感じがします。
そんな人の家に、何で来るんだか……で、数時間後、恐る恐る覗くと、もう、一匹も居ませんでした。
あれはいったいなんだったんでしょう……ってか、どこに行ったの?

その6
うちの時計は、すべて違う時間を示しています。どんなに合わせても、半月もすると4.5分進んでいきます。
もちろん、携帯の時計も例外ではありません。
ですから、私はいつも、今は大体何時何分頃だなと思いながら、行動するわけです。
結構しんどいです。

その7
うちは道路から見上げる崖の上に立っています。でも、みな、道に迷いたどり着けません。
以前、とうとうたどり着けなかった運送屋さんを、迎えに行ったことがあります。
一時間もぐるぐる回ったんですよと泣きつかれました。
その人は何回もうちの前を通っているのに、どうしても、わからなかったらしいです。そういう人は多いんですよと慰めておきました。

まあ、たいしたことの無い不思議ですし、どんなうちにも探せば、不思議の一つや二つあるものです。
書き出してみると、結構、お宅もワンダーランドかも……

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